ニュー・ウェーブ・リバイバルやNYのディスコ・パンク勢の先駆けとなったオマハ出身の5人組が、約4年ぶりの新作を引っさげて帰還。前作では後発組との差別化を図るべく、ギターやストリングスを意欲的に導入。本作でもギター・サウンドは継続して使われているものの、全体的にはよりエレクトロニックでミニマルな仕上がりとなった。また、出世作『ダンス・マカブル』(01年)までは顕著だったハードコア譲りの荒々しさは完全に姿を消したが、ねっとりと絡みつく歌声と図太いエレクトロ・ビートは健在。相変わらずの猥雑なフェイント節を味わえる。

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