菊地成孔 DUB SEXTETのメンバーとしても知られる奇才・パードン木村の8年ぶりとなるソロ作品。木村はアナログ・シンセサイザーを操り、本田珠也、椎野恭一、ASA-CHANG、伊藤大地といった4人の名うてのドラマーとそれぞれデュエットした音源が収録されている。ほぼドラムとシンセだけなのに、ここまで豊潤な音楽が奏でられるものかと感心させられる。深淵なイマジーネーションと動物的な瞬発力、集中力の賜物。

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