昨年の来日公演で静かな話題を集めた台湾のオルタナティヴ・ロック・バンドが堂々のメジャー・デビュー。演奏も歌も決してうまくはないのだが、若さみなぎる勢いのよさ、どうしたって青春しているそのさまがあまりに眩しい。“We are forever young”という歌詞は、リアリティがないと届いてこないうえに薄っぺらく聞こえもする諸刃の剣のような言葉だが、彼らが歌うと本当に甘美に響いてきて、胸を締められる。

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