思わず奇声をあげて踊り狂いたくなる、とにかく強烈なアルバムだ。まるで盆と正月、さらにバレンタインに発情期までが一時にやってきたかのような、躁的なるジャズマンたちの狂騒――過去6度のヨーロッパ・ツアーを敢行し、かのグラストンベリー・フェスティバルにも出演した実績はダテじゃないのだ。ことさら“和製”であることを打ち出しているわけでなく、サウンドに和的なアプローチがあるわけでもない。ただただジャズ・セッションとして秀逸でありロックとして激烈であることで世界とタイマン張ってるソイル兄貴、そこんとこカッコいいっす!

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