前作のヒットをきっかけに、ベックやエルトン・ジョンのオープニング・アクトを務めたり、ファイストのアルバムに参加したりした英国人サウンドクリエイターの3年ぶりの新作。60年代ソウル色濃厚なトラックをバックに、本人による熱い歌声がほとばしる。その本気っぷりはもともとインスト物のテクノを作っていた人とは思えないほどで、スティーヴ・ウィンウッドやジョー・コッカーなどの英国ブルーアイド・ソウルの正統派伝承者は彼に違いないと、聴きながらこぶしを握りしめることもしばしば。エイミー・ワインハウスのファンにもお薦めしたい。

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