SFAのグリフ・リースと、LAのヒップホップ・プロデューサーであるブーム・ビップからなるユニットのデビュー作。80年代の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車、デロリアンを作ったジョン・デロリアンの人生がテーマとのことで、80年代エレ・ポップ風の音が随所にちりばめられた、当時へのオマージュ的な要素が色濃いサウンドになっている。また、サイド・プロジェクトらしく適度に肩の力が抜けた雰囲気が漂っているのも特徴で、グリフが歌うポップ・ソングも、スパンク・ロックら豪華MC陣が参加したヒップホップ・トラックも、楽しさが何より前面に出ていて気軽に聴ける。

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