ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン

デーモン・アルバーンは、ブラーでオアシスと並ぶポップバンドとして’90年代を謳歌。その後、サイドプロジェクトのゴリラズやこの新バンドで精力的に活動。でも、キャリアの後半をこれほどアーティスティックに追求できたことに、本人も驚いているのではないか。控えめに言っても、このバンドの顔触れはかなりユニークだ。アルバーンのほかにはクラッシュのポール・シムノン、ヴァーヴのサイモン・トング、アフリカ70のトニー・アレン。プロデューサーにはゴリラズのメンバーで、’06年にはナールズ・バークレーでも大活躍したDJ、デンジャー・マウスが参加。ピンク・フロイドのシド・バレットやビートルズの『ホワイト・アルバム』を思わせる暗いバラードに、ダブ風のベースの効いたサウンドを聴かせる。

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