クラフトワークの共同創設者、フローリアン・シュナイダーが73歳で死去

左からラルフ・ヒュッター、フローリアン・シュナイダー(Photo by Franck/Kraftwerk/Getty Images)

クラフトワークの共同創設者でキーボーディストのフローリアン・シュナイダーが73歳で亡くなった。

「クラフトワークの共同創設者で、エレクトロニック・ミュージックのパイオニアでもあるラルフ・ヒュッターが、何十年もの付き合いとなる友人であり仲間であったフローリアン・シュナイダーについて非常に悲しいニュースを送ってきました。フロリアン・シュナイダーは73歳の誕生日を迎えた数日後に癌の病気で亡くなりました」とバンドは声明を出している。

「1968年、ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーは芸術的、音楽的なコラボレーションを開始しました。1970年、彼らはデュッセルドルフにエレクトロニック・スタジオ『クリング・クラング』を設立し、マルチメディア・プロジェクト『クラフトワーク』をスタートさせました。クラフトワークのアルバムはすべてそのスタジオで構想・制作されました」

●【写真】1971年と1998年のフローリアン・シュナイダー

60年代後半にシュナイダーとラルフ・ヒュッターによって結成されたクラフトワークは、キーボードとシンセサイザーの先駆的な使用により、後のロック、電子音楽からヒップホップ、ポップスに至るまで、あらゆるジャンルのアーティストにインスピレーションを与えてきた。

Translated by Rolling Stone Japan

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE