あれは当時の風潮だった。私たちは風刺を追いかけた。大学生の頃、イギリスでは一大風刺ブームがあったんだ。(ステージ・レビューの)「Beyond the Fringe(原題)」が発端で、デヴィッド・フロストがテレビで「That Was the Week That Was(原題)」という番組を始めるに至った。これが政府も変えた。保守派がお払い箱になり、風刺が抗議の声となり、私たちがテレビに出るようになった頃には、その風潮が何年も続いていたし、かなり練り込まれたテーマだった。だから、私たちはもっと抽象的だったり、馬鹿げていたり、総合的に可笑しい方法を見つけ出さないといけなくてね。私たちには名前のないキャラクターを生み出す傾向があって、それが「首相」だとははっきり分からないようにしていた。国会議員全体をパロディにしていたのであって、特定の大臣ということではなかった。