BTS全米ツアー最終日レポート、会場に集ったファンのリアルな「声」

Elias Leight | 2018/10/09 20:00

| 2018年に大躍進したK-POPグループ、BTS(防弾少年団)。米国現地時間6日に全米ツアー最終公演を行った。(Photo by Big Hit Entertainment) |



7人もいれば、どんな状況にも対応できる。BTSもその点抜かりはない。メンバー1人1人にソロパートが割り当てられ、シティ・フィールドのコンサートに彩りを添えた。Vは、テヴィン・キャンベルが1993年に歌っていてもおかしくない甘いR&B「Singularity」で、胸の高まりをやさしく歌い上げた。このバラードは8分6拍子だが、Vは自分の身体を押さえきれないとでもいうように、意図的に素速い動きのダンスを披露した。

JIMINはケンドリック・ラマーの「ラヴ」そのまんまというような「Serendipity」で、シティ・フィールドの観客を魅了。小刻みな手の動きで身体の線をなぞり、キラキラ光るシャツをたくし上げた。ピアノに向かったJINは、会場にライトがともる王道バラード「Epiphany」を歌い始める。途中から彼は文字通り階段を上り、最後のサビでは胸の内をさらけ出すように歌い上げた。



アンコールも含めて正味90分、見どころ満載のコンサートもいよいよフィナーレ。BTSも最後のしめくくりに入った。JIMINが泣き出す。RMは「自分の人生を変えた音楽のふるさと」とニューヨークに別れを告げ、ファンに向かって「アメリカのスタジアムで初めてコンサートをした、初の韓国ミュージシャン」の存在をあらためてアピールした。

「意図していたわけじゃないけど、僕はみんなの存在のおかげで、自分を好きになれたような気がする」とRMは付け加えた。「みんなもぜひそうしてほしい」。そして観客はその通りにした。



Translated by Akiko Kato

RECOMMENDED

おすすめの記事