カート・ヴァイル、10月にキム・ゴードンらも客演した最新アルバム『Bottle It In』をリリース

10月12日に最新アルバム『Bottle It In』をリリースするカート・ヴァイル(Photo by Jo McCaughey)

コートニー・バーネットとのコラボ・アルバム『Lotta Sea Lice』(2017年)も話題となった米フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター、カート・ヴァイルの最新アルバム『Bottle It In』が10月12日にリリースされることが決定した。

ザ・ウォー・オン・ドラッグスの初代ギタリストとしても知られ(2009年に脱退)、ソロ・アーティストとしても4thアルバム『Smoke Ring For My Halo』(2011年)で一躍USインディー・シーンを代表する実力派シンガー・ソングライターとして人気を集めたカート・ヴァイル。ここ数週間、ファンの間で憶測が飛び交っていた彼のニュー・アルバムの詳細がついに明らかになった。

前作に引き続き「マタドール」からリリースされる新作のタイトルは、『Bottle It In』。ウォーペイントのドラマーであるステラ・モズガワ、キャス・マックムース、そしてキム・ゴードンらが客演する他、共同制作者としてピーター・カティス(ザ・ナショナル、スターズ等)、ショーン・エヴェレット(ジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズ、ハインズ等)、ロブ・シュナッフ(エリオット・スミス、ザ・ヴァインズ等)らの名前もクレジットされている。

本日MVと同時に公開された「Bassackwards」はその先行シングルとなり、9分を超える長尺ナンバーだ。アルバムの心臓部の役割を担うこの楽曲は、これまでの人生において避けて通ることができなかったカート本人の目から見た世界そのものを表現している。《地球という星にいるはずなのに、心は全く別のところにあった》――逆再生したギターのサウンドをベースに、サイケデリックだが穏やかな歌声で彼は繰り返し歌う。



また、アルバムには俳優のケヴィン・コリガン(『グッドフェローズ』、『ディパーテッド』他)がMVに出演した新曲「Loading Zones」も収録されるとのこと。





<リリース情報>

カート・ヴァイル 『Bottle It In』

カート・ヴァイル
『Bottle It In』
発売日:2018年10月12日(金)
レーベル:MATADOR / BEAT RECORDS
品番:OLE11469
価格:¥2,500+税
※国内盤はスペシャルパッケージで発売予定、詳細は後日発表

=収録曲=
01. Loading Zones
02. Hysteria
03. Yeah Bones
04. Bassackwards
05. One Trick Ponies
06. Rollin With The Flow (Charlie Rich cover)
07. Check Baby
08. Bottle It In
09. Mutinies
10. Come Again
11. Cold Was The Wind
12. Skinny Mini
13. (bottle back)

Rolling Stone Japan 編集部

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