エアロスミスのジョー・ペリーが語る現在地「日本でのソロ公演は感謝のしるし」

Tomoyuki Yamazaki | 2018/09/03 20:20

| 9月に来日公演を行うジョー・ペリー |

エアロスミスを長年牽引してきたギタリスト、ジョー・ペリーによる初のソロ来日公演が、9月17日(月・祝)にメルパルクホール大阪、9月18日(火)に東京・品川プリンス ステラボールにて開催される。そこで今回は、音楽ライターの山崎智之による電話インタビューを実施。最新ソロ・アルバム『Sweetzerland Manifesto』を発表したばかりの彼に、ライブの展望やエアロスミスの予定などを語ってもらった。

ー今回、“ジョー・ペリー&フレンズ”としての日本公演が実現することになった経緯を教えて下さい。

ジョー:今年(2018年)、『Sweetzerland Manifesto』を発表して、1月と4月にアメリカでライブを数回やったんだ。今回は日本で2回だけショーをやるけど、特別なセットリストを組んでいく。アルバムからの曲もプレイするし、たくさんのエアロスミスの曲、それから「熱く語れ!」みたいなソロ・ナンバーもプレイすることになるよ。日本のファンがライブで聴いたことのない曲もあるし、エアロスミスの曲もヒット曲だけでなく、普段プレイしないレアな曲も演る。エアロスミスとは異なるエネルギーを持ったバンドだし、自分自身にとってもエキサイティングな経験だよ。

ーエクストリームのボーカリスト、ゲイリー・シェローンが同行しますが、彼とはいつ、どのように知り合ったのですか?

ジョー:もう25年ぐらい前かな、エアロスミスとエクストリームで一緒にヨーロッパ・ツアーをやって、親しくなったんだ。どちらのバンドもボストン出身ということで、お互いが知っている場所や人間がいたりして、すっかり意気投合したよ。それからチャリティ・イベントとかで一緒にやることもあったけど、一緒にツアーしたり、曲を書いたりするのはこれが初めてだ。新鮮な気分だし、エキサイティングな経験だね。



ーゲイリー・シェローンはどんなシンガーでしょうか?

ジョー:ゲイリーは独自のスタイルを持っているのと同時に、柔軟性のあるシンガーだ。彼はエクストリーム、そしてヴァン・ヘイレンにいたこともあるし、有名曲に敬意を払いながら、独自のスタイルで歌うことに対する哲学を持っているんだ。エアロスミスの曲は世界中の リスナーが聴いたことのある曲だし、ライブで原曲のアレンジを大きく逸脱することは出来ない。ゲイリーは原曲を生かしながら独自のスタイルで歌える、稀有なシンガーだよ。アメリカでプレイした「折れた翼」は、ゲイリーが提案してきたんだ。日本のライブでは俺とゲイリーで書いた新曲「クエイク」もプレイするつもりだ。ゲイリーは俺の作曲能力を、新たなレベルへと引き上げてくれたよ。日本に行く頃にはこの曲のミュージック・ビデオも完成している筈だ。『Sweetzerland Manifesto』をレコーディングしたとき、「クエイク」はまだ完成していなかったんだ。アルバムでも最強の曲のひとつだと思うし、アナログ盤LPにボーナス・トラックとして入れるかも知れない。ゲイリーとは日本公演の後も一緒にやることになるだろう。世界のあちこちをツアーしてみたいし、彼とアルバムを作っても面白いだろう。

ー今回の来日メンバーはどんなラインナップですか?

ジョー:俺がアリス・クーパーやジョニー・デップとやっているハリウッド・ヴァンパイアーズのツアー・メンバーが同行するんだ。セカンド・ギターがトミー・ヘンリクセン、ドラムスがグレン・ソーベル、ベースがクリス・ワイズ、キーボードがバック・ジョンソンという顔ぶれだよ。バックはエアロスミスでもキーボードを弾いていて、俺と呼吸がピッタリ合うんだ。ここ2、3年ぐらい一緒にプレイしてきた仲間だし、タイトでストロングなバンドだから、最高の状態で日本に行くことが出来るよ。

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