米ポルノ業界トップエージェントのオーナー、セクハラと売春でポルノ女優から告発される

Amelia McDonell-Parry | 2018/07/17 18:30

| ポルノ俳優でLA・ダイレクト・モデルズのオーナーであるデレク・ヘイ(Photo by Karl Polverino) |

ポルノ女優シャーロット・クロスをはじめとする女優たちは、LA・ダイレクト・モデルズのオーナーであるデレク・ヘイが、作品のプロデューサーたちから法外な出演料を得ることで彼女らの出演料を搾取したと訴えている。

4人のポルノ女優が、AV業界の大物エージェントであるデレク・ヘイから受けたセクハラ行為を、カリフォルニア州労働局へ正式に告発した。女性たちによる匿名の告発によると、LA・ダイレクト・モデルズのオーナーは、売春を含む“不法なエスコート・ビジネス”と関係しているという。彼女らはまた、ヘイが不当な“複数年独占契約”によりクライアントである彼女らから搾取している、とも訴えている。契約には、出演辞退等のささいな違反行為に対する“法外な料金”も含まれ、出演をキャンセルした俳優に対して現金での補償金の支払いを求めたり、性的行為による“返済”を強要したという。

「私は20年以上に渡りポルノ業界のあらゆる人々の代理人を務めてきたが、今回がこれまでで最も重大な案件になると思う」と、4人の匿名女優の代理人を務める業界専門弁護士のアラン・ジェルバードはANV誌に語っている。

ジェルバードはまた、ポルノ業界情報サイトXBIZに対し「私が代理を務める4人のほかにも、労働局へ同様の被害を訴えた俳優は多いと思う。当然ながら、我々の主張を裏付ける証人として、彼らに呼びかけたい」

訴えによると、ヘイとLA・ダイレクト・モデルズは、無許可の違法エスコート業者と裏ビジネスを行っており、1人または複数のクライアント俳優との個別の性的サービスを提供していたという。さらに4人の女優たちは、ヘイによる出演料の搾取も告発している。プロデューサーたちへ、自分のクライアントを優先的に出演させることに対する法外な出演料を支払わせているにもかかわらず、彼女らには分け前を支払わなかったという。

女性向けウェブサイトのジャゼベルでライターを務めるトレイシー・クラーク=フローリーは、「ヘイとLA・ダイレクトは、クライアントとの合意に基づく出演料からの標準的な手数料を取る代わりに、“エージェント手数料”の割増分を着服していたと言われている」と書いている。

匿名で訴えた4人の内のひとりはシャーロット・クロスで、彼女はXBIZやAVN誌に対し、名前を公表することに同意した。

「ここへ来るまでの道のりはとても長く、私たちはもうこれ以上黙ってはいられないと思ったの」とクロスはXBIZに語った。「声を上げることを決めた私たち女性は、自分たちのキャリアよりも正当な労働条件の方がより重要だと決意したの。私の経験では、有名エージェント会社のほとんどはカリフォルニア州の法律を遵守し、クライアントに対し敬意を払っている。私たちもダイレクト・モデルズから同じように扱われるべきだわ」

Translated by Smokva Tokyo

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