ジョニー・グリーンウッドが音楽を手がけた映画、『ビューティフル・デイ』のサントラがリリース

ホアキン・フェニックス主演の映画、『ビューティフル・デイ』のワンシーン

ホアキン・フェニックス主演の映画、『ビューティフル・デイ』が6月1日より公開。レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが手がけたサントラの日本盤がリリースされることが決定した。

『ザ・マスター』、『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』などで知られるホアキン・フェニックスが主演を務め、『少年は残酷な弓を射る』のリン・ラムジーが監督&脚本を手がけた2017年のクライム・ムービー『You Were Never Really Here』が、『ビューティフル・デイ』の邦題で6月1日より公開される。

第70回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞のダブル受賞をもたらした本作。スコアを手がけたのは、レディオヘッドのギタリストであり、ポール・トーマス・アンダーソン監督の諸作でも腕を振るってきたジョニー・グリーンウッドだ。制作にあたり、『ザ・マスター』でもタッグを組んだロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ(レディオヘッド『ア・ムーン・シェイプト・プール、フランク・オーシャン『ブロンド』他)や、チェリストのオリバー・コーツらが参加し、ギター、実験的なシンセサイザー、ドラムマシン、レコーダーを駆使して楽曲が作られたという。

また、ラムジー監督には「映像が完成してから楽曲を作ることはしたくない」という意向があったそうで、撮り終えた映像素材を少しずつグリーンウッドに送り、彼はその映像にインスピレーションを受けながら作曲を行った。監督は「音楽自体がこの作品のキャラクターの1人になっている」とのコメントを寄せている。

『ビューティフル・デイ』は、6月1日より新宿バルト9ほか全国でロードショー。



<映画情報>



『ビューティフル・デイ』

2018年6月1日(金)全国ロードショー
出演:ホアキン・フェニックス(『her/世界でひとつの彼女』)
ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ
監督・脚本:リン・ラムジー(『少年は残酷な弓を射る』『モーヴァン』)
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
原作:ジョナサン・エイムズ『ビューティフル・デイ』(ハヤカワ文庫刊))
2017年/イギリス
提供:クロックワークス、アスミック・エース
配給:クロックワークス
Copyright ©Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. ©Alison Cohen Rosa / Why Not Productions

<リリース情報>

『ビューティフル・デイ - オリジナル・サウンドトラック』

ジョニー・グリーンウッド
『ビューティフル・デイ - オリジナル・サウンドトラック』
レーベル:Invada Records / Hostess
発売日:2018年6月15日(金)
価格:2,400円+税
日本盤はライナーノーツ付(予定)

収録曲:
1. Tree Synthesisers
2. Sandy’s Necklace
3. Nausea
4. Hammer and Tape
5. Brothel (Bass Clarinet) 6. The Hunt
7. Dark Streets
8. YWNRH
9. Nina Through Glass 10. Votto
11. Dark Streets (Reprise) 12. Downstairs
13. Joe’s Drive
14. Tree Strings

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE