2018年、ローリングストーン誌が選んだK-POPアーティスト10組

Blanca Méndez | 2018/05/04 19:00

| NCT U |

LOONAからNCTまで、ローリングストーン誌が選ぶ「2018年にチェックしておきたいK-POPのトップ・アーティスト」を紹介する。

ソウル出身のスーパースターBTS(防弾少年団) のおかげで、2017年、K-POPがついにアメリカでブレークした。アメリカのTV番組に初出演した後、それがきっかけとなりビルボード・ミュージック・アワード参加へとつながり、同アワードでトップ・ソーシャル・アーティスト賞を受賞するまでに至ったBTS。さらに、それまで6年連続でこの賞を受賞していたジャスティン・ビーバーの連続受賞記録をストップさせたのである。2017年11月には2017アメリカン・ミュージック・アワードでパフォーマンスするために再びアメリカに渡り、ジミー・キンメル、ジェームズ・コーデンなどの人気の深夜トークショーに出演。さらに2017年にリリースしたEP『Love Yourself: Her』は現在のところ、ビルボード200で27週間チャートインし続けている。これはK-POPアーティストとして初快挙だ。シングル「DNA」と「MIC Drop (Remix)」はスティーヴ・アオキ、デザイナーとのコラボレーションで、両方とも既にゴールド認定済だ。5月18日発売予定のフル・アルバムは購入予約だけでアマゾンの売り上げチャート第一位を獲得している。


2017年ビルボード・アワードを受賞したBTS(Photo by Shutterstock)

ほとんどのアメリカ人にとって、2012年のPsyのバイラルヒット「江南スタイル」を除けば、BTSがK-POP初体験となったはずだ。確かに7人編成のボーイズグループBTSとPsyは見た目も音楽も全く異なるが、両者にはある種の類似点が存在する。計算された衣装とダンスはワン・ダイレクション的な、もしくは90年代のボーイズグループ黄金期に通じる、ノスタルジーを感じるのだ。しかし、BTSのキラキラ輝く表面の裏側には、時間をかけて細かく作り上げた何層もの基盤が存在する。音楽、歌詞、プロダクション、これらすべてにメンバーが関与していて、衣装もビジュアルも全員が協力して一つのものを作り上げるのだ。また、SNS上でのファンとの交流を円滑に進めるためのストーリーも隅々まで細心の注意を払って作られている。長い間フォローしてきたファンが徐々に詮索し始めるのはありがちだが、こういうストーリーは新たなファンを惹きつける巧妙な手段なのだ。

そして、BTS以外にもアメリカ人の意識の中にスーッと入ってきている韓国人アーティストが増えてきている。K-POPならではのコンセプチュアルなステージング、パワフルなコリオグラフィー、クレージーでキャッチーなメロディ、ダイナミックなパフォーマンスは、これまでも世界各国のリスナーを惹きつけてきた。シアトル生まれのシンガー・ラッパーのJay Park(パク・ジェボム)は、野獣アイドル2PM脱退後、2017年にジェイ・Zのロック・ネイションと契約する前に自身のレーベルを設立している。また、2018年の平昌冬季オリンピック閉会式では、韓国のヒップホップ・クイーンCLとボーイズグループEXOがエネルギッシュなステージを披露したことも記憶に新しい。K-POPアイドルがアメリカの一般大衆に徐々に浸透し始めている一方で、彼らの熱狂的なファンたちはアリーナ・ツアーを数分でソールドアウトにするほど強力だ。

これから認知度が上がると予想されるアーティスト10組はこれだ!

1. Chungha(キム・チョンハ:元I.O.I)

大人気オーディション番組『プロデュース101』で4位を獲得したとき、Chunghaというスターが生まれた。まずは番組から誕生した11人編成のガールズグループI.O.Iで1年間活動して経験を積んだChunghaだが、彼女のキレのあるダンスと洗練された容姿は他の10人とは明らかに異なっており、「ダンス大統領」というあだ名が付いたほどだった。I.O.Iとしての活動が終了した現在、彼女はもう他のメンバーとスポットライトを共有する必要はなくなり、自分の魅力を存分に表せるようになっている。最新シングル「Roller Coaster」はChunghaのしなやかの歌声が、感情のジェットコースターを心地よく表している。

Translated by Miki Nakayama

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