ブルーノ・マーズが明かす、「アップタウン・ファンク」大ヒットからのプレッシャー

11日から来日公演がスタートするブルーノ・マーズ(Mark Seliger for Rolling Stone)

今日からスタートするブルーノ・マーズの来日公演。Rolling Stone Japanでは来日期間中、ブルーノのことをよりよく知るための記事を連続で公開。1回目は大ヒット曲「アップタウン・ファンク」成功を受けて、彼がそのプレッシャーをどう乗り越えたのかというトピックに触れます。

ブルーノ・マーズは、大ヒットを記録した最新作『24K・マジック』の制作にかなりのプレッシャーがかかっていたことを2016年のローリングストーンの取材で明かしている。

このアルバムの制作がおこなわれたのは、マーク・ロンソンとのコラボ曲「アップタウン・ファンク」がメガ・ヒットを記録した直後。この曲は史上2番目の長さとなる14週間にわたってチャートの首位をキープ。ストリーミング再生回数は20億回を超え、1200万枚以上を売り上げていた。

Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars



アルバムのレコーディング当時、ブルーノはこの破格の成功に混乱してしまい、あらゆることに確信が持てなくなっていたという。『24K・マジック』のレコーディング中だった2016年7月下旬、ブルーノはこのように語っている。

「キャリア最大のヒットを経験した後でスタジオ入りするプレッシャーはキツかったよ。みんながこの作品(『24K・マジック』)を気に入ってくれるかどうかは分からない。ラジオで曲をかけてもらえるかどうかも分からないね。でも後になって『アレとコレをやっておけば、もっとヒットしたはずなのに』なんて風に後悔することだけは絶対にしたくないんだ」

その結果、『24K・マジック』は200万枚以上のセールスを記録。第60回グラミー賞では「最優秀アルバム」と「最優秀レコード」に輝く快挙を成し遂げている。

ローリングストーンによるブルーノ・マーズの独占ロング・インタビュー全文はこちらから。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27294

Edited by The Sign Magazine

Translated by Masaaki Yoshida

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