闇をくぐり抜けた「今」のLUNA SEAが描く新ビジョン

Joe Yokomizo | 2017/12/31 08:00

| 2017年12月23日(土)、さいたまスーパーアリーナのステージに立つLUNA SEA(Photo = LUNA SEA Inc.) |


そんなことを考えてながら開演を待っていた。定刻から20分押し、会場が暗転し、ピアノの美しいSEに乗り、メンバーが登場。1曲目の「STORM」、2曲目の「Déjàvu」、そして3曲目の「TRUE BLUE」とライブではおなじみのアップテンポな曲が続き、会場はいきなりヒートアップ。バンドの演奏もタイトで素晴らしい。思えば、今年は各メンバーのソロ20周年だったわけで、この20年、それぞれがソロアーティストとしてもスキルとカリスマ性・スター性を高めてきた。いわば全員が4番バッターのようなバンドなわけだが、それだけに各メンバーが多忙で、バンドとして動ける時間はかなり限られているだけに、バンドとしてパフォーマンスが気にはなっていたが、完全に杞憂に終わった。

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SUGIZO(Photo = LUNA SEA Inc.)

4曲目は「Sweetest Coma Again」。この曲のSUGIZOのギターがすさまじかった。轟音で知的で攻撃的なギターを弾かせたら、今SUGIZOの右に出る者はいない。そしてここでRYUICHIがMCをはさみ、今月リリースされたばかりのニューアルバム『LUV』からの曲を演奏することを告げる。また、同アルバムに対してRYUICHIはこんなことを言っていた。「世界は愛憎劇、紛争、戦争が溢れています。そんな現実を直視して作ったアルバムです」と。


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