26年を経て、ニルヴァーナのアコースティックライブ音源が公開

パブ・ライブの2日前、ニルヴァーナはエディンバラのカルトン・スタジオで通常のコンサートを行った。(Photo by Michel Linssen/Redferns)

26年の時を経て、1991年のライブ演奏の音源がオンライン上で初公開。カート・コバーンとデイヴ・グロールは「ダム」と「ポリー」を披露した。

エディンバラのパブで、ファン約20人の前でニルヴァーナがアコースティック・コンサートを行ったのが26年前の1991年12月1日。このパフォーマンスを録音した音源がオンライン上で初公開された。

演奏場所はエディンバラにあるパブ「サザーン・バー」。「Teen Spirit」という見え透いた変名のバンドで、その夜のスペシャル・ゲストとして登場。数曲を披露した。この夜、カート・コバーンはアコースティック・ギターとヴォーカルを、デイヴ・グロールはドラムではなくベースをプレイしたが、パブに来ていたクリス・ノヴォセリックは演奏に参加しなかったと、エディンバラ・ニュースが伝えていた。

エディンバラ市の小児病院への寄付金を募るために行われたこのアコースティック・ライブの音源は、その後20年以上も表に出ることはなかった。しかし、ライブが行われた日からちょうど26年後の先週金曜日に、10分間のライブ音源がYouTubeにアップロードされたとLiveNirvana(Stereogum経由で)が発表した。

サザーン・バーで演奏された「ダム」も「ポリー」も全曲アップされているが「ジーザス・ダズント・ウォント・ミー・フォー・ア・サンビーム」は演奏の半分だけがアップされている。このパブ・ライブでは、ニルヴァーナのヨーロッパ・ツアーのオープニング・アクトを務めた少年ナイフの曲「Twist Barbie」も演奏されたが、この音源はいまだにアップされていない。

Translated by Miki Nakayama

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