注目バンド"パスピエ"が表現する音楽とアート、その背景とは

By RollingStone Japan 編集部
自らのバンドの性質を"印象派"と称し展開するロックバンド・パスピエ

―そういえば、ライヴの客層ってどんな感じなんですか?
 
成田:男女半々かな。年齢層とかも若い子ばっかりというわけでもないですし。女性ファンは割と若い方が多くて、男性ファンはおじさまとかもいる。
 
大胡田:結構前の方にも男性のおじさまがいてくれたりして、結構嬉しいですよ。本当にいろんな方が見にきてくださってるんだなと思って。
 
―おじさまたちは、パスピエの曲の中に含まれたニュー・ウェーヴの要素とか、そういう懐かしい感じのところに惹かれているんですかね。
 
成田:そういうのもあるかもしれないですね。それぞれどういうルートで来たのか分からないけど、やっぱり僕らも多くの人に届けたいと思って音楽をやっていますから、いろんな人が来てくれるというのは嬉しいですね。
 
―逆に若い人には何が刺さっているんでしょう?
 
成田:今はフェスという分かりやすい指標があるので、そこがきっかけの人ももちろんたくさんいるでしょうし。あとは何だろう? テレビとかですかね。本当に今の若い子たちというのは、浅さ深さは置いておいて知っている情報量はすごい膨大で、打てば拾ってくれるっていう手応えの受けやすい時代なので、そこはすごく面白いところです。
 
―私が思ったのは、パスピエの楽曲の掴めそうで掴めない感じというか、押し付けがましくないところが今の時代に沿っているのかなと。
 
成田:なるほど。その反面で、パスピエの確固たるサウンドみたいなものをもっともっと作っていかなきゃいけないなと思うこともあるんですけどね。いろんなものが一周して新しいと取ってくれる時代なので、もっと自分が影響を受けてきた80'sニュー・ウェーヴの要素とかも今後はどんどん出していって、そこに平成の時代感が相まって面白くなったらいいなと思います。
 
―さっき、まだ今はエゴを出していく段階じゃないと仰っていたじゃないですか。今後、音楽性がいろんな形に変わっていく可能性もあるということですか?
 
成田:そうですね。今までも変わってきているので、そういうふうにこの先も変わっていくとは思います。そのなかで、アルバムを並べて聴いた時にちゃんと1枚目と最新作が繋がっている形が理想ですけどね。同じ人間で演奏している限りはそういう何かしらの共通項はあると思うし、いろいろ挑戦していきたいな思います。
 

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LIVE
2017/05/07 
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PASSEPIED
パスピエ 2009年結成。メンバーは大胡田なつき(Vo)、三澤勝洸(Gt)、露崎義邦(Ba)、成田ハネダ(Key)、やおたくや(Dr)。バンド名はフランスの音楽家ドビュッシーの楽曲が由来。卓越した音楽理論とテクニック、70s〜00sまであらゆる時代の音楽を同時に咀嚼するポップセンス、ボーカルの大胡田なつきによるMusic Clipやアートワークが話題に。11年に1stミニアルバム『わたし開花したわ』でデビュー。その後数々の大型ロックフェスにも出演し、対バン形式の自主イベント"印象"シリーズやワンマンツアーを行い好評を博す。17年1月に最新アルバム『&DNA』をリリース。
http://passepied.info/

Interview by Rika Suzuki (RSJ)

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