俳優 廣瀬智紀が風変わりな探偵を演じる、映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』

By RollingStone Japan 編集部
(C)2017「探偵」製作委員会
3月4日から公開となった映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』。主人公の探偵・紅伊玲二を演じた廣瀬智紀に、今作の魅力や役への想い、相棒役の青木玄徳についてなど語ってもらった。

『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』という作品は、アンティークな香りのする映像美の中でコメディとシリアスを絶妙なバランスで描く、いわゆる"探偵モノドラマ"好きのツボを見事についた映画だ。主人公の探偵・紅伊玲二は、レトロなスーツにハットを被り、ブルウィップという鞭を振り回すちょっと"普通じゃない"男。そんな難役を好演したのは、日本テレビ系ドラマ『男水!』をはじめ注目度の高い俳優、廣瀬智紀だ。

【奇妙な探偵・紅伊玲二を演じる】
-映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』を拝見したのですが、すごく不思議な空気感の作品ですね。特に廣瀬さんが演じる<紅伊玲二>という役は、浮世離れしているというか、ちょっと"普通じゃない"タイプの人じゃないですか。どのように役作りをしていったのでしょうか?

もともと脚本にある動作やセリフ、描写などからイメージを膨らませていったところが大きいですが、あとは自分の中にある感覚から入ったというか。

-感覚というと?

自分が今まで見てきた、いわゆる探偵もののドラマや映画の雰囲気だったりとか、そういうものから得た感覚です。探偵ものってこういう感じだよなっていう。そこから監督に足してもらったり、やりすぎていたら止めてもらったりしながら、結構自由に演らせてもらいました。あと、玲二の独特な口調や所作というのは、すべてはいなくなった父親の影を追って、その父親へのリスペクトから来ているものなので、そういう背景というのは一番大事にしました。

-なるほど。衣装もレトロな英国紳士風で、素敵ですよね。

最初に衣装合わせがあったんですけど、役のイメージに近づけるのが結構大変で。スーツはスーツでも普通のだとサラリーマンみたいになっちゃうし、それと自分の着たいものを組み合わせて、一番ハマるところまでたどり着くのに時間がかかってしまって。でも、そういうところも結果的に芝居に結びついていたのかな、と思います。

-そして、玲二が武器として使っているのはなんとブルウィップという鞭! あれって、調べたところによると牛追い用の鞭だとか。

普通の鞭はもっと短くて、あれは競技用なんです。

-競技があるんですか?!

あるみたいです。本当の競技用の鞭は先端に金属みたいなものが重りとしてついてるらしいのですが、僕が使ったものは危ないので先まで全部皮でした。それでも十分危ないんですけど(笑)。

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-とはいえ、ものすごく華麗にさばいていたじゃないですか。かなり練習したのでは?

最初に"今回探偵役で武器は鞭です"って言われた時は"鞭??"って感じで(笑)、どういうことだろうと思ったんですけど、台本を見たら普通に鞭でナイフと戦ったりしているので、これは練習しなきゃと思って。
Interview by Rika Suzuki (RSJ)

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