MY FIRST STORY『―全心―』:Hiroが語った、武道館までの軌跡と現在の胸中

By RollingStone Japan 編集部
(C)『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』

―なるほど。先ほどの"武道館に立ったからこそ言えるようになった"というお話ですが、ステージ上での宣誓のようなあの発言も、きっとこのタイミングだからこそ言えたことだと思うんです。とはいえ、世の中に対して心の内をさらけ出すのはすごく勇気がいることだったのではないでしょうか。

うーん・・・満足したらそこで終わりだと思うんですよ。誰かに目指されたり誰かを目指したり、何かを意識されたり意識していないと、あっという間に腐っちゃうんじゃないかと。つねに何かを意識しながらやっていくことって、バンドにとってすごい大切だと思うんですよね。その点、僕たちの場合は最初から絶対的に意識するものがあるので。そういうことも含めて今の自分があるし、結果的に言ってよかったなと思っています。それに、やっぱり言葉にすることの大切さというのもあるので、そこに対してあまり抵抗はなかったですね。


(C)『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』

―最初から、武道館のステージにたどり着いたら言葉にしようと考えていたんですか? 変な話、暗黙の了解というか周りはみんな気づいていたし知っていたことだと思うんです。でも、それを敢えて言葉にすることは今まで無かったわけじゃないですか。

無かったですね。でも、どうなんですかね。決めていたといえば決めていたけど、決めてないといえば決めてなくて。子供の目標みたいにあそこに立ったらこれを言おうかな、くらいのざっくりとしたイメージはあったけど。

―言ったことで変わったことってあります? 周りの反応とか。

何事も動きやすくなった感じはします。それに、いろんな部分を見せやすくなったかな。

―あとは次の目標、5年後の東京ドームに向けて走っていくだけ?

とはいえ、まだ僕たちは武道館を終えただけで、東京ドームという場所への道のりはまだまだ遠いと感じているんです。さっき言ったように、今はまだ次のステップへの最低ランクを保っている状態なので、そこをさらに勝ち抜いていくためにもっと時間を掛けて僕たち自身が1つになっていかないと。周りがどうあろうと、自分自身が満足できるところまで頑張りたいです。


『MY FIRST STORY Documentary Film ―全心―』
監督:木村和亮 
製作:東宝、パルコ、SKIYAKI、インタクト・ミュージックエンタテインメント
制作プロダクション:SKIYAKI
配給:東宝映像事業部
http://mfs-movie.com/
2017 年2月17 ⽇(⾦)より <2 週間限定>全国ロードショー


MY FIRST STORY
マイ・ファースト・ストーリー 2011年結成。メンバーはHiro(vo)、Teru(g)、Nob(b)、Kid’z(ds)。2012年4月に1stフル・アルバム『MY FIRST STORY』でデビュー。以降、ロックシーンにおいて確かな楽曲と熱狂を生むライブ・パフォーマンスで話題を呼び、大型フェス出演や海外アーティストとの共演オファーが殺到。2016年、メンバーチェンジを経て、現4人体制へと移行。同年6月にリリースしたアルバム『ANTITHESE』が、オリコン週間アルバムランキングで初のTOP10入りを果たすとともに、一気にTOP5入りを達成、初登場4位を獲得。その後行われた全国47都道府県ツアーは全公演即日ソールドアウト。11月18日、日本武道館でツアーファイナルを迎えた。 http://myfirststory.net/


Text by Rika Suzuki

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