劇団子供鉅人、本多劇場史上最多115人で『マクベス』に挑む

By RollingStone Japan 編集部
劇団子供鉅人、本多劇場史上最多115人で『マクベス』に挑む。
劇団子供鉅人の新作『マクベス』は、劇団員10名と一般応募アンサンブル105名、合計115名による大群衆劇だ。

大阪から上京して2年目の劇団子供鉅人が、小劇場演劇の聖地、東京・下北沢の本多劇場に初進出する。115人の出演者は本多劇場史上最多となり、アンサンブルは18才から69才まで、俳優経験のある人から未経験の人まで、 現役東大生から会社員までと多種多様な人々が参加している。

原案となる『マクベス』は、『ハムレット』『オセロー』『リア王』と並ぶウィリアム・シェイクスピアによる四大悲劇の一つ。劇団子供鉅人はこの戯曲を、移民問題やドナルド・トランプ大統領への熱狂をはじめとした、“世界を動かす民衆”といった側面から捉え直す。民衆の圧倒的な支持により王座についたマクベスが、民衆の裏切りにより転落していく様は、現代社会のポピュリズムの危うさや付和雷同する民衆のもろさを暗喩しているかのようだ。

また、本作の主人公であるマクベスとマクベス夫人をそれぞれ別の性の俳優が演じることにより、劇中で度々言及される"男らしさ""女らしさ"というジェンダーのありようを、逆説的にあぶり出している。


GEKIDAN KODOMOKYOJIN
劇団子供鉅人 2005年、益山貴司・寛司兄弟を中心に大阪で結成。大阪では築100年の長屋でバーを運営し、活動の本拠地としながら、劇場、ビル、家の中、水上バスなど、さまざまな場所で公演を行う。2014年、東京に拠点を移し、『逐電100W ロード100mile(ヴァージン)』をあうるすぽっとシェイクスピアフェスティバルにて上演。劇団結成10周年には『愛と不毛の三部作』と題し、新作3本を半年で一挙上演した。東京芸術劇場が主催する「芸劇eyes」にも選出され、東京単独公演で2000人近い観客を動員。本作『マクベス』で本多劇場初進出、秋には浅草九劇のこけら落とし公演に参加するなど、上京2年にして東京でも大きな注目を集めている。

劇団員
益山貴司、益山寛司、キキ花香、影山徹、億なつき、ミネユキ、山西竜矢、益山U☆G、古野陽大、うらじぬの
http://www.kodomokyojin.com/
     

第27回下北沢演劇祭参加作品 劇団子供鉅人本公演ニューカウント vol.6
『マクベス』
作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:松岡和子
演出:益山貴司
振付・ステージング:長谷川寧(冨士山アネット)
演奏:石原雄治
殺陣指導:藤榮史哉

<公演概要>
【日時】
2月10日(金)19:00
2月11日(土)14:00★/19:00
2月12日(日)14:00 ★追加公演決定! 全4回
※受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前
【会場】本多劇場
【キャスト】億なつき  益山寛司 キキ花香 影山徹 ミネユキ 山西竜矢 益山U☆G 古野陽大 うらじぬの 益山貴司(以上劇団子供鉅人) + アンサンブルキャスト 105人
【チケット販売中】全席指定 一般 前売 4000円 当日 4500円/学生 2500円/高校生以下 1000円
【あいのり割】3人以上で一緒に予約すると一人300円引き
※劇団予約のみ取り扱い ※学生、高校生以下には適用できません
Text by Sahoko Yamazaki (RSJ)

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