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デヴィッド・ボウイが残した傑作映像25選

Rob Sheffield | 2017/02/02 17:00

| デヴィッド・ボウイが残した傑作映像25選を振り返る |


『ハンガー』(1983年)


ボウイがカトリーヌ・ドヌーヴとスーザン・サランドンと共演した怪作ヴァンパイアムービー。(当時は女性同士がいちゃつくシーンはスキャンダラスとされた)バウハウスによる『ベラ・ルゴシの死』をバックに、ボウイとドヌーヴが餌食となる人間を求めてゴスクラブを徘徊する冒頭の6分間は、俳優としての彼のキャリアのハイライトだ。スティーヴィー・ニックスはボウイの諸作の中でも『ザ・ハンガー』が一番のお気に入りだという。「不気味で奇妙、それでいて言いようもなく美しいの」

『ブルー・ジーン』(1984年)


ジュリアン・テンプルが監督を務めた21分におよぶ『Jazzin’ for Blue Jean』のワンシーン。ボウイはハーレムパンツをまとった魅惑のロックスターと、ステージ上のスターに釘付けになっている女性の気を引こうとする冴えない男性の2役を演じている。ボウイのバンドでベースを弾いているのは、後に『アイム・トゥー・セクシー』で脚光を浴びるライト・セッド・フレッドのシンガー、リチャード・フェアブラスだ。

『ダンシング・イン・ザ・ストリート』(1985年)


ボウイとミック・ジャガーが軽快に踊るこのビデオは、MTV史上屈指の迷作と言われている。一晩のうちに撮影されたこのビデオで、ロックの世界における2人のスーパースターが互いの動きを模倣する姿は視聴者の苦笑を誘った(特にジャズハンズのシーンは傑作だ)。クライマックスとなる明け方のシーンで、2人のヒップは見事なシェイクを同時に決める。世紀の対決はドローに終わった。

『ラビリンス / 魔王の迷宮』(1986年)


ジム・ヘンソンが監督を務めた子供向け映画にゴブリンの王役で出演したボウイはファンの嘲笑を買った。汚点ともとられかねない内容だが、若いファンを獲得するためのしたたかな戦略だったと考えれば、本作はボウイにとっての『イエロー・サブマリン』だと言える。
Translation by Masaaki Yoshida

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