ONE OK ROCKロングインタヴュー:"完全LIVE至上主義"の彼らが今燃やす野心とは

By Rika Suzuki(RSJ) 2017/月号 P124〜129 |

―わざわざ母国語ではない言語で小説を書く"エクソフォニー"という手法があって、母国語で書いた時には表現できない部分が書けるそうなんですよ。その感覚に近いのかな。

Taka:そうですね。海外のオーディエンスにも今まで体験したことない新しい感覚を届けたいというところから、そういったことにもチャレンジしていきたいなと。

―最初の話とは真逆の提案になるけど、メロディにこだわって美メロで押していけば、世界中でCDが売れまくるんじゃないですか?

Taka:そこは僕はライヴだと思っています。今の時代CDなんか売れないし、メロディ云々より自分たちがパフォーマンスする上で一番かっこよく見える曲を作ることが売れることに繋がると思う。もちろん人の心に残る曲を作ったほうがいいけど、そういう時代じゃなくなってきているので。1曲に対する価値観も、データで聴くという時代が表しているように昔ほど重くないんですよね。そういう時代だからこそリアリティがすごく大事だと思うし、そのリアリティというのは、ライヴで表現した時にいかにかっこよく伝えられるかだと思っていて。

―80年代はPVの時代だったけど、今はライヴが一番だと。

Taka:そうですね。ライヴが一番の発信源ですから。CDはライヴのためのツールみたいなものかな。


Photo by Kazushi Hamano

―CDはグッズみたいな?

Taka:俺はそう思っていますけどね。アメリカの大規模なアリーナとかでステージから客席を見ると、本当にキラキラしているんですよ。自分たちよりもガタイのでかいヤツらを相手にロックを奏でていて、しかもそれがちゃんと届いているんだという実感が湧いた時に、全然違のにしていきたい。

―なるほど。じゃあ、ToruにとってのCDの位置付けって? 

Toru:CDは入口ですね。アルバムができて、実際にそれをちゃんとみんなに届けられるのはツアーなので。
Interview by Joe Yokomizo

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