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Yes, We Did!オバマ大統領、感動的なお別れスピーチを披露

JON BLISTEIN | 2017/01/11 19:00

| 大統領として最後の感動的なスピーチを行ったバラク・オバマ(Photo by Scott Olson/Getty Images) |


さらに、『アラバマ物語(原題:To Kill a Mockingbird)』(ハーパー・リー著)に登場するアティカス・フィンチを引き合いに出し、「真の人種的平等とは、差別撤廃を規定した法律を支持することだけでなく、全ての人種が協力し理解し合うことである」と訴えた。

この問題の解決はハードルが高いということはオバマも承知している。その上、相容れない文化的・政治的なバブルに引きこもりがちな最近の傾向が、この状況をさらに複雑にしている。この問題を打開し、適切な妥協点を見出すためには、「"事実に基づく共通のベースライン"と"新たな情報を受け入れ、相手も公平な立場に立っていると認める許容力"が必要である」と述べている。

オバマはまた、テロ組織や"よその国を仕切る独裁者たち"による外的脅威についても語った。自国の軍隊や情報機関の絶え間ない働きを称えると共に、「テロとの戦いには、民主政治を脅かす外からの侵略に対して国民が立ち向かわなければならない」と説いた。

スピーチの最後にオバマは、自分の家族、スタッフ、ジョー・バイデン副大統領、そしてアメリカ国民に対して感謝の言葉を述べた。ジョージ・ワシントンの辞任挨拶を引用し、民主政治や自治を“慎重かつ積極的に”守るよう、国民に訴えた。

「国民の皆さんには、我が国の独立宣言が掲げた信念をしっかりと持ち続けていただきたい。奴隷や奴隷制度廃止論者たちが密かに伝えた理念。移民や入植者や正義を求めて突き進む人々が掲げた精神。世界中の戦場や月面に旗を立ててきた人々が証明した信念。これからの歴史を作る今を生きる全てのアメリカ国民が心に抱く強い気持ち。"Yes We Can! Yes We Did! Yes We Can!」

Translation by Smokva Tokyo

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