ローリングストーン誌が選ぶ、2016年発売の再発盤ベスト10

By DAVID FRICKE
ピンク・フロイド初期の遍歴やボブ・ディランの最高のライヴ盤など、ディープなファンクからアウトローなカントリー・ミュージックまで幅広いジャンルから、2016年に再発された傑作を選りすぐり
ローリングストーン誌のシニアライターであるデイヴィッド・フリッケが選ぶ、ボブ・ディランやピンク・フロイドの豪華ボックス・セットを含む2016年の再発盤のベスト10を紹介。

2016年後半から続く未来を悲観する憂鬱な雰囲気の中、音楽の歴史を記録(レコード)したCD/レコード盤のビジネスは文字通り成長産業となっている。懐かしい時代の大きなアナログ盤によるリイシューも増え、コレクターやマニアの心をくすぐり、財布の紐を緩めている。しかしサイズがすべてではない。今回は、ピンク・フロイドのサイケデリック・ミュージックの時代から実験的な時代までを収めた壮観なAVセットのような本当に素晴らしい作品群から、有名アーティストがビッグになる前の知られざる作品を集めたシングル・コレクションまで、2016年に復刻された歴史的な至宝の中からトップ10を厳選した。結果、お買い得なおすすめ作品がリストアップされた。

※各作品のタイトルと製品構成は、本稿執筆時のアメリカ市場におけるもの

10位:テリー・リード 『ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・リヴァー』
(原題:The Other Side of the Rive)


イギリスのシンガー、テリー・リードによる1973年のアルバム『リヴァー』は、陰鬱なフォーク、ファンク、ブラジリアン・ポップの名曲が詰まった傑作だが、商業的には全く振るわなかった。今回の未発表音源は、これまで評価の低かったリードのオリジナリティ溢れる名曲に脚光を浴びさせる素晴らしいきっかけとなった。
Translation by Smokva Tokyo

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