ジョージ・マイケルの必聴20曲

By Christopher R. Weingarten, Jason Heller, Jerry Portwood, Jon Freeman, Brittany Spanos, Kory Grow, Ma
ジョージ・マイケルの必聴20曲を振り返る。(Photo by Jim Steinfeldt/Michael Ochs Archives/Getty Images)
ワム!時代の曲からキャリア後半のダンス・シングル曲まで、ジョージ・マイケルの必聴20曲を振り返る。ポップ・アイコンが誇るヒット曲、デュエット曲、既存のイメージを変えた曲とは。

80年代前半にワム!で一世を風靡したジョージ・マイケルは、ティーンエイジャーの美少年から意思表示をするポップスターへと早変わりした。「音楽のパワーについて表現していると思ってる」。こうジョージ・マイケルは、87年に大ヒットしたソロ・デビュー・アルバム『フェイス』のリリース後に、ローリングストーン誌に語っていた。「この短期間で、自分することに対する世間の見方を、なんとか変えることができた。多くの人が、そんなことは無理だと思ってたからね」。それから数年間、シンガー・ソングライターのジョージ・マイケルは、アレサ・フランクリンやエルトン・ジョンといったアイドルとのデュエットを実現させ、また4枚のナンバーワン・アルバムと数々のトップ10入りシングルで、大胆にも社会的・性的なタブーを扱った。ワム!の大ヒット曲から、最後のU.S.ヒット曲まで、ジョージ・マイケルのベスト20曲を振り返る。

ワム!『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』(1984年)
(原題:Wham!, ’Wake Me Up Before You Go-Go’)


ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーは、母国の英国国内ではこの時までに、4曲のモンスターヒットと、さらにはシングル『クラブ・ファンタスティック・メガミックス』でトップ20入りを記録していた。しかし米国では、指を鳴らしたくなるようなダンス曲『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』で、ようやくチャート首位に輝きブレイクを果たした。クラヴの後の疲れた夜に眠気でぼーっとするリッジリーが、母親宛てに「アップ・アップ」、そして冗談で「ゴー・ゴー」と付け加えたメモを元に、映画『再会の時』を彩るノスタルジックなモータウン・ミュージックの人気の後の米国に絶妙にはまり込むキャッチーなダンス曲を、ジョージ・マイケルが作り上げた。「『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』は間違いなく、ワム!の曲の中で最も心に残る曲だと思ってる。だって、他よりもふざけてるから」。こうジョージ・マイケルは、かつて笑いながら話していた。

『ケアレス・ウィスパー』(1984年)
(原題:’Careless Whisper’)


ジョージ・マイケルはワム!の解散前に、サックスが鳴り響く魂のこもったバラード『ケアレス・ウィスパー』で、より輝かしいソロ・キャリアの種をまいた。ワム!が始動する前に、ティーンエイジャーだった彼が相方のアンドリュー・リッジリーと共作したというこの曲からは、ワム!の要素を少し感じることができる。アイデンティティがテーマの『ケアレス・ウィスパー』が放つ深い苦悩が大きな後押しとなり、世界的に大ヒットを記録した。「人々にどうしてこんなに感動を与えたかってことに、まだ少し戸惑っているんだ」。こうジョージ・マイケルは、2009年のインタヴューで話していた。「たくさんの人が、パートナーがいながら浮気をしたことがあるからなのかな?だから、この曲に共感できるのかな?全く分からないけど、ある意味、僕を定義しているこの曲を、かなり若かったキャリアの本当に始まりに作ったことは、皮肉なんだ。たった17歳で、何についてもよく知らなかったし、交際についてなんてもちろん全く知らなかった。」
Translation by Miori Aien

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