RUN DMC、アマゾンとウォルマートを提訴:損害賠償請求額は約57億円

By Althea Legaspi
アマゾンとウォルマートを商標権侵害で提訴したRUN DMC(Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images)
RUN DMCは、アマゾンやウォルマート、Jet.comなど関連小売業者も合わせて、ブランドを違法に利用し利益を上げたとして、商標権侵害で少なくとも5000万ドルの損害賠償を求めた。

RUN DMCの創始者であり、RUN DMCブランドのオーナーでもあるD.M.C.ことダリル・マクダニエルズが、アマゾン、ウォルマート、Jet.com、ならびにこれらの小売提携会社を相手取る訴訟を起こした。損害賠償請求額は少なくとも5000万ドル(約57億円)にのぼる。ロイターは、マクダニエルはこれらの巨大企業を商標権侵害で提訴していると報じている。

訴状によるとマクダニエルは、被告企業が商品にRUN DMCの名前を無断で使用し、同グループが公式にそれらの商品を支持していると消費者に誤解させることで、同グループの持つブランド力を違法に利用したとして訴えている。違法性が問われている商品にはメガネや帽子、Tシャツ、財布などがあり、それらにはグループのロゴがタイトルや商品説明欄に使用されている。

マクダニエルは、RUN DMCブランドは"非常に価値がある"ものであり、ロゴの使用には彼らのアディダスとの契約などのブランド価値を反映する使用許可契約が必要だと主張。原告側はニューヨーク・マンハッタン地裁に訴状を提出し、"当該の商標権侵害の即時差止めが行われなければ、原告が回復能わざる傷害、損失または損害を被る"としている。

RUN DMCの広報担当はこの訴訟に対するコメントを拒否しており、アマゾン、ウォルマート、Jet.comは、ロイターのコメントのリクエストに対して返答をしていない(12月29日現在)。

アマゾンは11月、マーケットプレイスの模倣品販売者に対する訴訟を起こしている。

Translation by Yu Sekine

RECOMMENDED

TREND