ワム!のジョージ・マイケルが逝去、享年53歳

By Kory Grow
(Photo by Michael Putland/Getty Images)
ワム!のシンガーであり、ソウル/ポップ音楽のソロ・ヴォーカリストとしても大きな成功を収めたジョージ・マイケル、"自宅で安らかに"この世を去る。

80年代にワム!のメンバーとしてスターダムに駆け上がり、その後ソロ・アーティストとしても活躍したジョージ・マイケルが、この世を去った。マイケルの広報の広報担当は、「自宅で安らかに息を引き取った」と発表したとBBCが報じた。53歳だった。

死因は発表されていないが、状況に不審な点はないと警察はコメントしている。

マイケルはシンガーのアンドリュー・リッジリーとコンビを組み、ポップスにR&Bの要素を取り入れてアイドル的人気を博したワム!のメンバーとして、そしてソロ・シンガーとして、生涯を通じて1億枚以上のアルバムを売り上げた。

ジョージ・マイケル(本名:ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー)は1963年6月25日、ロンドンに生を受けた。ワム!としてのファースト・シングル『ヤング・ガンズ』が1982年(マイケルは当時19歳)にリリースされると、すぐに全英シングル・チャートで3位のヒットを記録。1984年には、ポップでダンサブルなシングル『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』が世界的にヒットし、米英の両チャートで1位となった。ワム!は他にもソウルフルなバラード『ケアレス・ウィスパー』やキャッチーな『恋のかけひき』でも1位を獲得している。



ワム!名義のアルバム『メイク・イット・ビッグ』の収録曲『恋のかけひき』は、シングルとしてはジョージ・マイケルのソロ名義でリリースされた。3年後にリリースされたマイケルのソロ・デビューLP『フェイス』は、シングルカット曲の『ファーザー・フィギュア』や『アイ・ウォント・ユア・セックス』がリスナーの耳に留まり、米英両方で1位を獲得、世界中で2500万枚以上を売り上げた。続くアルバム『リッスン・ウィズアウト・プレジュディス Vol.1』では『プレイング・フォー・タイム』や『フリーダム90』が人気を博し、全米チャートで2位を獲得した。

マイケルのソロ・アーティストとしての人気は90年代には下火となったが、2004年の『ペイシェンス』でカムバック。同アルバムは全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得、またビルボード200でも最高12位を記録した。また、オーケストラと共演した2014年のアルバム『シンフォニカ』は英国でゴールド・ディスクを獲得している。

BBCによれば、マイケルは今月、プロデューサー/ソングライターのノーティ・ボーイと新アルバムの制作に取り組んでいたと報じられていたという。

詳細は後ほど発表されると思われる。

ワム!『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』


ワム!『ケアレス・ウィスパー』

ジョージ・マイケル『アイ・ウォント・ユア・セックス』

ジョージ・マイケル『フェイス』
Translation by Yu Sekine

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