ガンズ・アンド・ローゼズ、最低で最高なミュージックビデオ格付け

By Gavin Edwards
(Photo by Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty Images)

7 『ガーデン・オブ・エデン』


パンクロックのナンバーを1度の張りつめた撮影で収録している。166秒の間、場面が変わることもなければ、カメラの位置もそのままだ。このビデオには2つのバージョンが用意されている。1つは、紙吹雪が舞うテイクだ。紙吹雪なしのバージョンでは元々歌詞が画面の下に流れ、ボールが跳ねて視聴者に現在地を教えていた-ビーバスとバットヘッドがこのバージョンを解説している。ちなみにバックで踊っている2人はキーボードのディジー・リードとハーモニカプレーヤーのテディ―・"ジグザグ"・アンドレアディスだ。

意味不明な場面:
ビデオの冒頭でスタッフが無理やりスラッシュを動かしている。

6 『イストレンジド』


アンディー・モラハン監督は(書籍『I Want My MTV(原題)』)の中で、「我々が『イストレンジド』の撮影を始める頃には、アクセルはステファニー・シーモアと別れており、彼は"ミュージックビデオには女をもう出したくない。イルカと付き合う方がマシだよ"と言ったんだ。だから、イルカをビデオクリップに登場させたのさ」と明かしている。イルカの乱入の他にもこの10分間のビデオでは、チャールズ・マンソンのTシャツを着るローズ、幽体離脱するローズ、白一色の制服を着ている警官、オイルタンカーから太平洋に飛び込むローズ、頭にタオルを巻いたスラッシュ、鬱、自殺、転生に関する大量の画像が登場する。

意味不明な場面:
貝殻の上に立つヴィーナスのようにスラッシュが海の中から現れ、濡れたままギターソロを演奏する。意図しない面白さが満載のこのミュージックビデオの中でも、このシーンは圧倒的な存在感を放っている。

5 『ペイシェンス』


このアコースティック・バラードのミュージックビデオでは、暖かく、そして、優しい感情が溢れたローズが登場する - しかし、結局お得意のクネクネダンスを披露している。89年リリースのこの曲で、ローズの繊細さは頂点に達する。この曲以降、ローズの弱さは常に虚勢と攻撃性を伴うようになる。下着姿の女性がスラッシュとベッドを共にする-しかし、そのスラッシュはペットの蛇のことしか頭にない。一方、バンドはモロッコの売春宿のように見せかけたスタジオで曲を演奏しているが、何もすることがないドラマーのスティーヴン・アドラーはホテルのロビーで暇を持て余している。

意味不明な場面:
ダフ・マッケイガンが、ルームサービスのトレイを律儀にフロントデスクに戻すというロックスターらしからぬ行為に及んでいる。

4 『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』


87年に公開されたこのビデオは、ガンズ・アンド・ローゼズを世に知らしめた作品であり、アクセル・ローズが少なくとも一人三役をこなしている。まず、バスでハリウッドにやって来た尋常ではない初々しさを残した田舎の少年。ボリュームのある髪型のロックスター。そして、拘束衣を着て叫びまくる精神障害者。『時計仕掛けのオレンジ』を思わせるビートに合わせたエスニックな雰囲気のブレイクダウンとともに、このビデオクリップは、他のテレビ番組を圧倒している。また、金メダル級の問題を持つリードシンガーの登場を告げている。

意味不明な場面:
ローズがステージ上で跪くシーンの後、シャツを着ていないシーンが一時的に映ってしまうミス。
Translation by Kensaku Onishi

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