ガンズ・アンド・ローゼズ、最低で最高なミュージックビデオ格付け

By Gavin Edwards
(Photo by Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty Images)

17位 『バッド・アップルズ』


キャッチーなロックソングであり、ガンズの隠れた名曲の一つであるこの曲は『ユーズ・ユア・イリュージョン I』の後半に埋もれてしまっている感がある。アルバムがリリースされてから18年後の09年、これといった理由もなく『バッド・アップルズ』の公式ビデオが現れた-しかし、このビデオクリップは『ドント・クライ』のビデオのカットシーンで構成されており、バンドがロサンゼルスのトランスアメリカ・センターの屋上で演奏する姿を収録したものだ。映像は歪み、コマ落ちがあり、オリジナル映像を分からなくしようとする魂胆が見え見えだ。

意味不明な場面:95年に他界したブラインド・メロンのシャノン・フーンとアクセル・ローズが同じマイクを使って歌っている。ちなみに、シャノン・フーンは『バッド・アップルズ』とは全く関係がない。

16 『チャイニーズ・デモクラシー』


リリースが大幅に遅れた08年のアルバム『チャイニーズ・デモクラシー』を宣伝するための、ゾンビのような復活を遂げたガンズ・アンド・ローゼズのライヴ映像 だ(このアルバムからは他にもいくつかライヴクリップが制作されたが、ガンズ・アンド・ローゼズのウェブサイトで公式と謳っているのはこのビデオだけである)。ローズは映画『レスラー』のミッキー・ローク並みにむくみ、ボコボコにされたような顔をしているが、この曲が優れたハードロックのナンバーである点に変わりはない ― ガンズ・アンド・ローゼズの名前に値するには、あまりにも安っぽい「モダン」さが現れている気もするが。

意味不明な場面:
ベースのトミー・スティンソンが、リプレイスメンツのライヴの後に、誤って違うツアーバスに乗り込んでしまったのかと思えるぐらい違和感があった。

15 『デッド・ホース』


このビデオクリップもまた、まるで怪物を作ろうとしているかのように『ユーズ・ユア・イリュージョン』のビデオクリップのカット映像を集めて制作されたものだ。網目のトップスと格子柄のスカート(キルトと訂正しておこう)を身にまとったこの時代のローズは、昨晩ベッドをともにしたストリッパーの服を借りてきたとして思えない衣装が多い。このビデオは多数の「ヘルメット搭載カメラ」のショットを用いている。ローズがギター(?!)を弾いている映像もあれば、ドラマーのマット・ソーラムがバーで寛いでいる映像もある。「経験がお前を賢くする」とローズは歌っているが ― お前が言うな、と言いたくなるフレーズだ。

意味不明な場面:
冒頭の映像がリプレイされる。ローズが『トワイライト・ゾーン』のエピソードに閉じ込められてしまった、もしくは、彼の頭だけが閉じ込められてしまったかのようだ。
Translation by Kensaku Onishi

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