KOHHが語る、多忙な2016年と新作ミックステープ制作秘話

By Bundai Yamada
12月20日にYELLOW TAPE4を発表したKOHH
2016年、傑作アルバム『DIRT II』を発表以降も、フランク・オーシャン、宇多田ヒカルとの共演などとどまるところを知らない活躍を見せたKOHHの次なる一手は人気シリーズ第4弾『YELLOW TAPE4』のリリースだった! ミックステープながら、収録曲23曲中、16曲が新録音源という豪華な一枚。ネクストステージへの扉を着実に開きつつあるKOHHに、待望の新作について話を聞いた。

―最初に、2016年はKOHHさんにとってどんな年でしたか?

わかんないですね…何があったっけな…『DIRT II』を出して、宇多田さんとの曲もそうだし、フジロックもそうか。あと『YELLOW TAPE4』ですかね。俺的には曲をいっぱい作ってたなっていう感じです。この間までL.Aにいたんですけど、そっちでも30曲ぐらいは録ったので。

―今のL.Aのお話は、『YELLOW TAPE4』の曲から、さらに後のお話ですし、そう考えると、ここ最近は確かにトータルでかなりの曲数録っている感じがします。『YELLOW TAPE4』もミックスCDでありながら、リミックス楽曲が1曲しかないという…。


だからミックステープとしては、ミクステ感がないとは俺も思います。ただイエローテープという名前なだけで、アルバムって感じです。それに関しては、別に俺的にはアルバムでもミクステでもどっちでもいいんで。あまり区別していないというか。でもやっぱり『DIRT』みたいな重い曲たちは、イエローテープには合わないので。イエローテープは聴いていて、楽だと思いますね。なにも考えずに聴けるというか聞き流せるというか。

―確かに聴いていて、遊びながら作っている感じはします。遊びを曲にするというよりは、曲を作る行為そのものが遊びという印象ですが。


そうですね。イエローテープは遊びの曲たちが集まって出来てますね。ほんとノリだけの曲たちって感じです。でも、わかんないですね。全部遊びだとも思うんで。

―収録曲の『Mitsuoka』や『働かずに食う』、『あぐら』には「生活のために働くの無理」や「働くの嫌い」などのラインがありますが、KOHHさんの現在のアーティストとしての活動は、一般目線では、かなり精力的に働いているようにも捉えられますよね。


俺は働くって言葉になんかいい印象がないんですよ。無理矢理やるみたいなイメージがあるというか。義務みたいなニュアンスがこもっている感じがして。だから義務的なことを俺はやりたくないと思ってるんですかね。曲を作るのは人のためにやっていることではないし、誰に頼まれてもないし、義務ではないんで。

―そうすると、結果的にお金が発生しているにしても、KOHHさんの中では、音楽は趣味ということになるんですかね。


音楽や絵は趣味だと思いますね。曲を録る以外やることがないというか、曲を録らないとヒマなんですよ。それは昔からずっとそうですけど。音楽を始めてから、1カ月曲を録らなかったことがない気がします。そんなに空けられるイメージができないというか。

RECOMMENDED

TREND