蒼井 優&松居大悟監督インタヴュー:「足下に結婚と出産は落ちていなかった(笑)」

By Yasuo Murao 2017/01月号 P11〜11 |
(C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
近年注目を集める新鋭監督・松井大悟による映画『アズミ・ハルコは行方不明』。主演の蒼井 優と監督が"アズミ・ハルコ"を通して二人が感じる"男と女の人生のこじらせ方"そして映画制作裏話と共に自身の経験を語った。

行方不明になったOL。街に貼り出される謎のグラフィック・アート。無差別に男達に暴行を加える女子高生達など、複数のエピソードを交差させながら世代を越えた女性達の物語を描き出した映画『アズミ・ハルコは行方不明』。ヒロインの安曇春子を演じたのは蒼井 優で、監督は近年注目を集める新鋭、松居大悟だ。同世代だからこそ意見をぶつけあって、映画を通じて親交を深めた二人が、映画について、そして、男と女の人生のこじらせ方について語ってくれた。

―蒼井さんをヒロインの安曇春子役にキャスティングした決め手は何だったんですか?

松居:プロデューサーと僕と安曇春子が同い歳だったんです。だから、演じる人も同い歳で、プラス、失踪して消えちゃうのに存在が膨らんでいくという設定なので、顔が印象強い人がいいなと思って。それで、プロデューサーと"せーの"で名前を言ったら、二人とも蒼井 優だったんです。


(C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会

―意見が一致した。蒼井さんは春子役が来た時、どう思われました?

蒼井:監督とプロデューサーが自分と同じ歳っていうのを聞いて、まずワクワクしたんです。その後、脚本を読んでみて"これは面白い!"と思って。それで松居監督の作品を観直してみて"行けるぞ!"と思いました。松居作品っていうと、こじらせた男子がメインで女の子は女神っていうか・・・。

松居:天使だね(笑)。かつては、そう思ってやってました。

蒼井:女子は男子の向こう側にいる存在だったんです。それが今度は女子が前に来るから、どんなふうに撮るんだろう? っていう興味もあって。

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