パティ・スミス、オークランド火災の被害者を『Peaceable Kingdom』で追悼

By JON BLISTEIN
"デモクラシー・ナウ!"のイベントで、パンクのアイコンに、マイケル・スタイプが『ピープル・ハヴ・ザ・パワー』で参加。(Photo by Jeff Kravitz/FilmMagic)
 パティ・スミスは、ニューヨーク市で行われたショート・ライヴで、『Peaceable Kingdom』を優しく演奏し、オークランドの倉庫で起きた火災の被害者を追悼した。

パティ・スミスは、12月5日、ニューヨーク・シティで行われた"デモクラシー・ナウ!"の20周年記念イベントでのライヴで、オークランドの倉庫の火災で亡くなった人々のために『Peaceable Kingdom』の感動的な演奏を捧げた。

スミスは、この曲が元々は、ガザ地区での平和維持活動中に亡くなった活動家、レイチェル・コリーのために書かれたものであると述べ、平和と変革のために闘う若い活動家、アーティスト、ジャーナリストにも敬意を表した。そして、こう付け加えた。「私たちはオークランドの火災で命を落とした若者達も追悼したいと思います。希望に満ち溢れた彼らの写真を見ると、私たちには若い人たちが必要だと感じます。私たちは彼らを信じています。彼らは、人類史上最も革命的な変化を起こそうとしています。彼らは、私たちの環境を守るために、平和を築く活動を続けてくれるでしょう。だから、彼らのためにこのささやかな曲を歌います」。

そしてスミスは、シンプルで哀愁を帯びた演奏をそっと始めた。この曲はアルバム『トランピン』に収録されている。ピアノは娘のジェシー・パリス・スミスが、ギターは『Peaceable Kingdom』の共作者であるトニー・シャナハンが務めた。この演奏が終わると、スミスはR.E.M.のマイケル・スタイプを招いて、『ピープル・ハヴ・ザ・パワー』を演奏した。

12月2日に"ゴースト・シップ"の名で知られるオークランドの倉庫で行われたコンサート中に起きた火災では、これまでに36人の死亡が確認されている。出火の原因はまだ特定されていないが、オークランドの都市計画および建設当局は、倉庫の家主であるデリク・アルメナが、パーティー開催の許可を得る届出をしていなかったと話している。届出があれば、市職員が施設の安全上の不備がないか確認して許可することになっていた。ゴースト・シップは、アーティスト数人が住居としても利用していた。

Translation by Kise Imai

TOPICS

RECOMMENDED

TREND