ガンズ・アンド・ローゼズにライヴでやってもらいたい5つのこと

By ANDY GREENE
(Photo by Barry Brecheisen/WireImage)
2017年にガンズ・アンド・ローゼズが北米にカムバックすることは間違いなさそうだ。セットリストの変更、インストゥルメンタルという名の休憩の削減、イジーの復帰など、ローリングストーン誌からライヴをさらに良くするための5つの提案をさせてもらう。

公式の発表は行われていないものの、あらゆる兆候を考慮すると、2017年にガンズ・アンド・ローゼズが北米にカムバックすることは間違いなさそうだ。比喩的な兆候だけでない。2016年にツアーが開催されなかったモントリオールを含む複数の都市で実際にビルボード広告が姿を現しているのだ。また、17年の1月から3月3日にかけて、日本、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、タイ、そして、ドバイでライヴが行われることは既に決定している。復活後にヨーロッパでのライブは開催されていない。そのため、実際にいつ北米でパフォーマンスが行われるのかは不透明だが、実施されることだけは確かなようだ。

16年の『Not in This Lifetime』ツアーは、スラッシュとアクセルがステージ上で遺恨を残すことなく共存することができた点だけでなく、いろいろな意味で大成功であった(1億1400万ドル以上を稼ぎ出したことも成功の一つに挙げられるのではないだろうか)。近年と比べてアクセルの喉の調子が良かった点もさることながら、ライヴの開催時刻きっかりにステージに上がり、実際にパフォーマンスを楽しんでいたように見えた。スラッシュは『チャイニーズ・デモクラシー』の楽曲に新たな息吹を吹き込み、古いメンバーと新しいメンバーは、大方の予想よりも団結していた。ただし、ショーをさらに良くする方法がないわけではない。アクセル・ローズが、特にプレスから指図されることを毛嫌いする点は承知しているが、幾つか提案していくので参考にしてもらいたい。

1.インストゥルメンタルとカヴァーの一部を割愛する。

オーディエンスが盛り上がるのは、やはりアクセルがステージにいる時だ。しかし、2-3曲おきにアクセルはステージを降り、その間、バンドが『あなたがここにいてほしい』、『アティテュード』、そして、映画『ゴッドファーザー』のテーマ曲などのカヴァーを演奏する。このスタイルは92年-93年の『ユーズ・ユア・イリュージョン』ツアーから採用されていた。

この一時的な休憩によってアクセルは衣装を着替え、息を整える時間を得られるが、間違いなく勢いを止めてしまう。AC/DCのツアーでは、頻繁にステージを降りることなくツアーを終えることができていた。そこで、ライヴの時間を少し短くして、動き回る範囲を狭め、そして、バックステージで過ごす時間を短縮するべきなのかもしれない。

2.セットリストを変える。

ガンズ・アンド・ローゼズがライヴで演奏する曲は決して多くはない。『チャイニーズ・デモクラシー』からは3-4曲、そして、『ユーズ・ユア・イリュージョン』からは6曲のみが選ばれる程度だ。『ゲット・イン・ザ・リング』や『ワン・イン・ア・ミリオン』を含む明らかな理由があって演奏されない曲を消去していくと、選択肢は少なくなってしまう。とはいえ、同じ曲を同じ順番で毎回演奏する必要はない。現状の本当の意味でのハイライトは、アンコールの1曲目の『ペイシェンス』か『ドント・クライ』だけである。また、スラッシュが『シヴィル・ウォー』の最後に必ず『ヴー・ドゥー・チャイルド』を少しプレイすることは全てのファンが知っている。そこで、少しセットリストを変えて、次にどの曲が演奏されるのか分からなくしてみてはいかがだろうか。例えば、ライヴの冒頭に『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』を投入し、『イッツ・ソー・イージー』の演奏を少し後にもってくることも可能だ。嗜好を思い切り変えて『ノーヴェンバー・レイン』で始め、オーディエンスの度肝を抜く手もある。コンサートはブロードウェイのミュージカルとは異なる。サプライズが多少あっても良いはずだ。
Translation by Kensaku Onishi

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