EXILE HIROが語る、『HiGH&LOW』プロジェクトと仲間たちへの強い想い

By Joe Yokomizo 2016/月号 P6〜9 |
Photographs by KEI OGATA (N°2)
『HiGH&LOW』の企画/ プロデューサーであり、発起人でもあるEXILE HIRO。彼が、ドラマ、Hulu、SNS、コミック、音楽、ライヴ、映画と連なるこのビッグ・プロジェクトを立ち上げた一番の理由はEXILE TRIBEのメンバーへの想いからだった。本インタヴューでは、HIROの仲間たちに対する強い想い、そして彼が『HiGH&LOW』の物語を通して多くの人たちに伝えたいメッセージに焦点をあて、語ってもらった。

※インタヴューは2016年6月に実施

―まずは『HiGH&LOW』がどのような目的で、どんなふうに立ち上がったのかを聞かせてください。

もともとは遊び心からはじまって、『コメディ要素も含んだ、自分たちがやりたいことや得意なことを詰め込んだ作品を作ったら楽しそうだよね』ってノリ(平沼紀久/脚本担当)に相談したのが最初ですね。あと、EXILEやEXILE TRIBEのメンバーって、それぞれ自分たちの夢を追って、個人活動として役者をしていて、僕が客観的な立場から彼らを見た時に、もっと "EXILE TRIBEらしさ"、例えば、身体能力を活かせるアクションなどを取り入れた作品や、普段僕らがMVで発信しているような世界観を、自分たちで創造して発信してみたいと思ったんです。その想いがキッカケで、今のEXILEやEXILE TRIBEのみんなで、音楽や映像、ファッションやカルチャーを全部融合したような、僕らにしかできない前代未聞の総合エンタテインメントを打ち出すべく、スタートしました。

―『HiGH&LOW』の魅力のひとつは、メンバーに合ったそれぞれの役柄の設定にあると思うのですが、そのあたりはどういうふうに?

メンバー一人一人の真の魅力が引き立つような作品にしたかったので、それぞれのメンバーの個性をそのまま活かせるような作品作りを心掛けていきました。僕らは常にコミュニケーションをとって、どういう生い立ちだとか、何がやりたいのか一人一人の夢を共有しているので、"同志"のような感覚で進んできているんです。だから、僕らがある程度、それぞれの個性を理解したうえでキャラクターの設定を作り、細部を本人たちに任せながら役作りをしてもらってきました。

―僕が『HiGH&LOW』のドラマを観ていちばん感じたのは、カルチャーへのリスペクトでした。特に、90年代ブラック・カルチャーの匂いがちりばめられているように感じたのですが、そこはHIROさんのルーツでもありますよね。

僕はもともと横浜育ちで、80年代の洋楽の影響を受けていて、若い頃からディスコに通いだしたんです。そういう場所が好きで10代で働くようになって、20歳頃の時にニュージャックスウィングブームがきたんです。そこで自分の好きな音楽とダンスが合致して、ダンスを本格的に始めました。やっていくうちに本場のヒップホップがどんどん好きになっていって、ファッションやライフスタイルを含めて、ヒップホップにものすごく惹かれていきました。だから、僕のダンスカルチャーの大元は、ニュージャックスウィングとヒップホップに出会ったことです。そういうカルチャーは身体に沁み込んでいるので意識していなくても出てしまう部分はありますね。
Styling by Yasuhiro Watanabe (W9), Hair & Make-up by Chie (H.M.C.)

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