ANARCHYとELLY、スペシャル対談:『HiGH&LOW』の共演と楽曲制作秘話

By Joe Yokomizo 2016/月号 P58〜61 |
「ローリング・ストーン日本版スペシャルエディション 完全保存版『HiGH&LOW』の世界」掲載 インタビュー ANARCCHY×ELLY
音楽、ファッションを軸に自分たちの"理想郷"を目指し集ったチーム・MIGHTY WARRIORS。そのリーダー・ICEを演じたELLYと9(ナイン)役を演じたANARCHYのスペシャル対談が実現。プライベートでも交流があり、互いにリスペクトし合う2人が『HiGH&LOW』の共演で手にした、新たなる希望・理想、可能性とは?

※インタヴューは2016年6月に実施

―本誌4月号(ELLY&登坂広臣表紙)のELLYさんへの取材時に、ANARCHYさんへのリスペクトを口にしていましたが、お2人の出会いはどんな感じだったんですか?


ELLY:確かクラブですよね?

ANARCHY:クラブでよく会うなってところから始まって。こういう活躍をしてる人がクラブで遊ぶって、あんまりないじゃないですか。そのうち自然と一緒に遊ぶようになって。

―そこから、立ち位置の違う2人がアルバムで共演するまでに至ったのは奇跡という気もします。メジャーの最先端であるLDHが手がける『HiGH&LOW』のドラマ、映画にANARCHYさんが出演し、音楽も作り、ステージにも一緒に立つというのもすごいなぁと。ANARCHYさんにとって、そうしたジャンルを超えた活動は、勝負であり、リスクでもあったのでは?

ANARCHY:そういう垣根みたいなのって、俺らじゃなくてみんなが作っているものでしょ?だから、俺らがやることで"垣根をぶっ壊す"っていう表現もおかしいなと思う部分もあるんです。気が合う者同士が集まったら、音楽が生まれたり、作品ができたりするし。オーバーグラウンドとかアンダーグラウンドとかっていう、つまらない固定概念を俺らが一緒にやることでなくせたらなとは思ってますね。ジャンルにしても、みんなが分けているだけで、俺のなかでは自分がカッコいいって思う人はみんなヒップホップやと思うし。ラッパーがドラマに出たら、『あれ?音楽で勝負するんじゃないの?』とかって言われたりするけど、そうじゃないでしょう、みたいな。俺がいろんなところで表現して、誰にもできんかったことして、そんなつまらない壁なんてないってことを教えようかなみたいな、そういう気持ちが俺の中にあります。

ELLY:まったくその通りで、もともと自分がストリートでやってた仲間内でも、『LDHに入ります』って言ったら、応援してくれる人もいたけど、そうじゃない人もいたし。でも今は、当時の状況とすごく変わってきて。こういうコラボをすることでジャンル関係なしに、音楽も好きな人が増えていったらいいなと。俺がLDHに入って、今までにないことをやって、変化が生まれる。そういうことが『HiGH&LOW』で再び起きるんじゃないかと思ってますね。
Text by Nanako Kubo(RSJ)

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