ビヨンセ、VMAに警察に殺害された母親たち「マザーズ・オブ・ザ・ムーブメント」を招待

ビヨンセはMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式に警察や銃の暴力で息子を亡くした4人の女性を招待した。(Photo by Larry Busacca/Getty Images)

ビヨンセ、警察により射殺され、息子を亡くした4人の女性たちを授賞式のゲストとして招待。

ビヨンセが8月28日夜のMTVビデオ・ミュージック・アワード会場の前に敷かれたレッド・カーペットに現れたとき、彼女は数名の招待客と一緒だった。それは、レズリー・マックスパデンさん、グウェン・カーさん、ワンダ・ジョンソンさん、シブリナ・フルトンさんで、それぞれ、マイケル・ブラウン氏、エリック・ガーナー氏、オスカー・グラント氏、トレイヴォン・マーティン氏の母親だ。この4名の男性は、殺害されており、ブラウン氏、ガーナー氏、グラント氏は警察の手によって命を失っている。

ビヨンセは、以前にも彼女たちと一緒に登場している。4月、『レモネード』のミュージック・ビデオの中の曲『フリーダム』ではマックスパデンさん、カーさん、フルトンさんが出演している。7月には、この母たちは、フィラデルフィアで開催された民主党全国大会に姿を現し、ヒラリー・クリントン大統領候補への支持を表明した。

レッド・カーペットに登場した後のビヨンセは、VMAで最高の夜を過ごすことになった。彼女はアルバム『レモネード』の曲による爆発的なメドレーを披露したあと、『ホールド・アップ』で最優秀女性アーティスト・ビデオ賞を勝ち取り、最優秀ビデオ賞の栄誉を『フォーメーション』でさらった。カニエ・ウェスト、アデル、ドレイクのようなアーティストと競いながら、数多くの部門賞を手にしたのだ。その上、『レモネード』では、最優秀長編ビデオ賞でムーンマン像を獲得した。

Translation by Kise Imai

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