Rolling Stone

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

ファレル・ウィリアムス、ロビン・シック等、マーヴィン・ゲイの楽曲盗作訴訟で上訴へ

ALTHEA LEGASPI | 2016/08/30 12:30

| 「判決の破棄が当然な法的ミスの連続」と訴える準備書面が提出された。 (Photo by Kevin Mazur/WireImage) |


準備書面によると、当初録音された音楽が連邦法で保護されていなかったという点が論点となるようだ。1909年の著作権法は、楽譜のみの著作権を扱ったものであったが、76年の著作権法では、録音された音楽の著作権も扱われるようになった。マーヴィン・ゲイの『ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ』は、76年の改訂後に作曲されている。

ファレル・ウィリアムス、ロビン・シック、そしてT.Iの3人は、音楽専門家が説明していたように、裁判官は裁判前に2曲の違いを楽譜、つまりマーヴィン・ゲイの曲が作曲された際に著作権局に納入された「納本」を使用して分析するべきだったと主張している。しかし裁判官は法廷で争うべき問題と判断した。

これに対して3人は、著作権で保護されない録音された打楽器、キーボード、バックグラウンド・ヴォーカル、ベースラインのサウンド要素を除くと、法廷で争うべき問題でないと主張している。

「再審で判決の破棄または取り消しが当然な法的ミスの連続が、代わりに起きてしまった」。上訴に向けた準備書面には、こう記されている。「略式判決で地方裁判所は、納本ではなく、マーヴィン・ゲイの遺族が用意した音楽専門家の、録音された曲のサウンドだけに基づいた証言を考慮した。裁判所は、『ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ』の納本に示されていない音楽的要素を考慮することはなかったが、同曲の著作権で保護されている要素と『ブラード・ラインズ』を比較することを怠った」

「裁判では、地方裁判所が事態を悪化させた。『ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ』の録音された曲のサウンドを使用しなかった一方で、裁判所はゲイ側の専門家が録音された曲のサウンドについて証言することを認めた。そして裁判所は陪審員に、実質的な相似解析の証言を考慮するように説示した一方で、著作権の生じる要素だけを考慮するように説示することはなく、納本とは関係のない要素に注目させた」

ファレル・ウィリアムス、ロビン・シック、T.Iはまた、レッド・ツェッペリンの『天国への階段』の裁判のバンドに有利な判決についても脚注で触れている。

「以上の理由で以下の判決は無効であるべき、少なくとも再審で破棄、取り消されるべきである」と3人は準備書面で訴えている。
問題となっている『ブラード・ラインズ』のMVは以下。



酷似していると言われている、マーヴィン・ゲイの1977年のヒット曲『ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ』は以下。
Translation by Miori Aien

RECOMMENDED

おすすめの記事