フランク・オーシャン、待望のニュー・アルバム『Blonde』 がビルボード1位

フランク・オーシャンのニュー・アルバム『Blonde』が、2016年のオープニング成績で3位を記録。(Photo by Josh Brasted/WireImage)

フランク・オーシャンのニュー・アルバム『Blonde』が2016年のオープニング売り上げで3位を記録、公式デビューアルバム『チャンネル・オレンジ』に続く快挙となった。

『Boys Don’t Cry』のタイトルで知られていたフランク・オーシャン期待の新アルバム『Blonde』が、発売初週に27万6千枚を売り上げ、2016年のオープニング週の売り上げとしては、ドレイクの『ヴューズ』、ビヨンセの『レモネード』に続く3位となった。

ビルボード誌によると、同アルバムはApple Musicでの限定リリースだったため、23万2千枚はiTunesでの売り上げとなり、残りの売り上げがその他のストリーミングサービスとなった。『Blonde』はオーシャン史上初の1位となり、2位だったデビュー・アルバム『チャンネル・オレンジ』(2012年)の記録を更新した。

その週のはじめ、ビルボード誌はオーシャンのヴィジュアル・アルバム『Endless』は、諸事情によりチャートに反映できないと発表していた。『Endless』のリリースをもって所属レーベルDef Jamとの契約が終了したため、『Blonde』は2013年に発売されたガース・ブルックスの『Blame It All on My Roots: Five Decades of Influences』以来となる、インディペンデント・レーベルからリリースされトップ200にランクインしたアルバムとなった。

また『Blonde』は、4位のTory Lanezのデビュー・アルバム『I Told You』(5 万2千枚)、5位のリンジー・スターリングの『Brave Enough』(4万9千枚)を抜き、2016年のトップ10チャートの3位に食い込んだ。

ドレイクの『ヴューズ』は現在2位につけているが、1位の『スーサイド・スクワッド・サウンドトラック』に2倍近くの差をつけられている。以下、6位にトゥエンティ・ワン・パイロッツの『ブラーリーフェイス』、7位にアデルの『25』、8位にリアーナの『アンチ』、9位にDJキャレドの『Major Key』、10位にブロードウェイ・ミュージカルのサウンドトラック『HAMILTON (ORIGINAL BROADWAY CAST RECORDING)』と続いている。

『Blonde』は今週、バーブラ・ストライサンドのニュー・アルバム『アンコール』と、ブリトニー・スピアーズのニュー・アルバム『グローリー』との対決が控えている。

Translation by Sahoko Yamazaki

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