マイケル・ムーアが指摘:「ドナルド・トランプは、本当は大統領になんかなりたくないんだ」

By JON BLISTEIN
マイケル・ムーアは、「ドナルド・トランプは、駆け引きの材料として始めた選挙活動を自己破滅しようとしている」と非難した。(Bloomberg via Getty Images)
「共和党大統領候補であるドナルド・トランプの選挙活動の本当の目的は、大統領になることではなく、テレビ局とのよりよい契約条件を引き出すための交渉材料である」と映画監督のマイケル・ムーアは指摘する。

「ドナルド・トランプは、本当は大統領になるつもりなどない」とマイケル・ムーアは指摘する。アメリカの三大ネットワークのひとつであるNBCとの新たな契約交渉を有利に進めるネタのひとつとして、大統領選に参入したという。ムーアは情報源を明かしていないが、ハフィントンポスト紙へ寄稿した記事の中で、「この記事を読んで、"自分自身のことを書かれている"と気づいた人たちがいるだろう。そして彼らはここに書かれている一語一句すべてが事実であると知っているはずだ」と述べた。

ムーアによるとトランプは、番組『アプレンティス(原題:The Apprentice)』と『セレブリティ・アプレンティス(原題:The Celebrity Apprentice)』の出演で期待していたような稼ぎが得られなかったという。そこでトランプは、大統領選に出馬して注目を集めることでNBCに対し、アプレンティス・シリーズで得た以上の価値があることを示したかったのだと推測している。ところが、トランプの目論見は立ちどころに頓挫してしまった。選挙戦スタート時の悪名高い記者会見で、メキシコ人を「レイプ犯でドラッグ・ディーラーだ」と呼び、アメリカとメキシコの国境に壁を建設する、などと発言したことが原因で、NBCは直後にトランプとの契約を打ち切っている。

それでもトランプは当初の計画を捨てきれず、他のテレビ・ネットワークに対して彼の大統領選における注目度をアピールしようとしている。トランプ自身と彼の周辺では、予備選ではそう多くの勝利を上げられず、ただ立候補のみで大統領選にまで辿りつくことはないだろう、と予想していた。
Translation by Smokva Tokyo

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