元FACTの3人による新バンドSHADOWSの音楽性:「とにかく "速いの中毒" だった」(後編)

By Joe Yokomizo
SHADOWS:Kazuki(Gt/Vo)、Hiro(Vo)、Takahiro(Gt/Vo)
元FACTのHiro(Vo)、Takahiro(Gt/Vo)、Kazuki(Gt/Vo)の3人による新バンド・SHADOWSが、NEW EP『Progress』を8月17日にリリース。

インタヴュー前編では、バンドのコンセプトに "90’S リバイバル/New Melodic Hardcore
を掲げている彼らに結成の経緯から90年代にハマった音楽を爆笑トークで語ってもらったが、後編では、さらに『Progress』という作品を掘り下げるべく、本作の本筋となっている "速さ" のルーツから始まり、バンドの未来や現在の音楽シーンへの想いを熱く語ってもらった。

前編はこちら

—ところで、Takahiroさんの速い音への憧れはどこから来てるんですか?

Takahiro:俺、中学くらいの時は洋楽じゃなくて、X(JAPAN)を聴いてたんですよ。でも、Xが『Jealousy』ってアルバムを出した時に、何となく自分の求めている速さとは違うと思ったんですよね。もっとはえー(速い)曲で、もっとエクストリームなものを求めた結果、メタリカに行き着いて。そこからライナーノーツとか見て、どんどん速い曲に傾倒していった。で、俺が買ってきたCDをHiroとKazukiに聴かせて、広まっていった感じですね。

Hiro:そのうち、"はえー曲探せブーム"みたいなのが来て(笑)。とりあえず俺が買ったやつが一番はえー! みたいな。

—内容はどうでもよかった?

Hiro:そう。はえーかどうかが重要(笑)。

Kazuki:で、ナイル辺りまで行くともう変わらなくなってくるんだよね、スピード感が。

—今回の『Progress』も速い曲が多いですが、ブーム再来ですか(笑)?

Kazuki:再来っていうか、速い曲がないと不安になっちゃう性分なんです。

Takahiro:なってるなってる!

Kazuki:アルバムに速いのが入ってないとすげー不安だし、速いの中毒ですね。

— "速いの中毒" って活字にするとヤバイですね(笑)。

Kazuki:もう大人なんで意外と速いのだけが好きなわけでもないんですが、ないとやっぱり不安になっちゃう(笑)。

Hiro:"やべー、はえー曲少ねー"とか "はえー曲あと1曲欲しいなぁ" とか(笑)。

Kazuki:アルバムに10曲入れるとしたら "(はえーの)どんくらい欲しい?" って話に必ずなる。で、"2、3曲はないと"みたいな。

Takahiro:言ってる言ってる!

Kazuki:もう病気っすね。10代で経験したことの中で、そこだけは捨てられないんですよね。それがあることでメンバーもアルバムもまとまるっていう(笑)。

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