カルト犯罪者、チャールズ・マンソンをよく知るための10の方法

Bryn Lovitt | 2016/08/15 19:00

| Bettmann |

12部構成のポッドキャストからインディーズの人形アニメまで。悪名高きカルト殺人者について、危険を冒さずに知ることができるさまざまな方法を紹介する。

1969年8月、チャールズ・マンソンは60年代の自由奔放な雰囲気を凍りつかせた。ラヴ&ピースを歌う長髪で愛らしい目をした女性たちをそそのかし、有名なハリウッド女優の首を切り、彼女の友人たちを刺殺しお腹の中の子供まで死に至らしめたチャールズ・マンソンは、当時のアメリカを震撼させた。それから約50年が経った今もなお、マンソンはポップカルチャーの世界で英雄視されている。彼が死んだとしても、新しい書籍や映画などが繰り返し世に出され、陰謀論や事件の顛末は語り継がれるだろう。ポップカルチャーの中で、チャールズ・マンソンの伝説は忘れ去られることはない。ここに、マンソン・ファミリーについて知ることができる10のユニークな方法を紹介する。それぞれ、アメリカの歴史の中で最も狂気じみた一夜について語っている。



「You Must Remember This」の12部構成のポッドキャスト
2015年、スレート(オンラインマガジン)の人気ポッドキャスト『You Must Remember This』のホスト役であるカリーナ・ロングワースは、ハリウッドの目から見たマンソン神話に関する12部作のポッドキャストを制作した。子供時代、宗教観、政治的イデオロギー、ロック音楽への執着、狂気の哲学まで、チャールズ・マンソンを悪名高き犯罪へと導いたバックグラウンドを徹底的にリサーチしている。ロングワースはマンソン・ファミリーを当時の混迷する社会政治と絡めてストーリー仕立てにし、殺人者や被害者たちの個人的な側面までも描いた。マンソン・ファミリーの少女の一人が他のメンバーのハンバーガーにLSDを混入させたエピソードや、シャロン・テートとロマン・ポランスキーとの結婚生活にまで踏み込んでいる。



『The Girls』(エマ・クライン著)
マンソンの若き女性信者たちの恒久的な神秘性については、これまで深く分析されたことはなかった。著書『The Girls』で小説家としてデビューしたエマ・クラインは、ティーンエイジャーの少女イーヴィ・ボイドの目を通して、1969年夏のできごとを再現している。マンソンの実名は伏せられているものの、登場人物はスーザン・アトキンス、リディア・カサビアン、デニス・ウィルソン、カルト教団のリーダー本人をモデルにしているのは間違いない。殺人事件についても事細かに描写されているが、事件に至るまでの経緯が最も印象深く引き込まれる部分である。物語では、若者を惹きつけるマンソンの魅力に惑わされていた女性信者たちが、事件発覚後に報道されたセンセーショナルな事実を知ることで目が覚める。主人公のイーヴィは、マンソン・ファミリーを客観的に観察する語り部として描かれ、ラッセル(マンソンをモデルにした登場人物)の最も忠実な女性信者として荒れた牧場でLSDを決めたり、ラッセルと恋に落ちたりする。

Translation by Smokva Tokyo

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