ベイカーは、2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』への出演はなかったものの、映画にコンサルタントとして参加した。昨年12月、ベイカーは米ロサンゼルスでの大ヒットプレミアに招待されたが、病状が芳しくなく渡米は困難だった。その代わり、英ロンドンで行われたヨーロッパプレミアにルーカス監督とともに参加している。
「私たちはケニーの訃報を知り、悲しみに包まれています」と、ルーカスフィルムの代表キャスリーン・ケネディは話した。「R2-D2なしでは『スター・ウォーズ』は語れませんし、ケニーがR2-D2の息吹を吹き込んでくれました。彼をとても恋しく思います」。
ベイカーの死は、R2-D2の製作者トニー・ダイソンの訃報からおよそ5ヶ月後となった。
20世紀FOX
「R2-D2の心であり魂だったケニー・ベイカーに、安らかな眠りを」