エド・シーラン、マーヴィン・ゲイの『レッツ・ゲット・イット・オン』の盗作疑惑で訴えられる

『レッツ・ゲット・イット・オン』と『シンキング・アウト・ラウド』の訴訟は、マーヴィン・ゲイの遺族がロビン・シックとファレルを相手に、『ブラード・ラインズ』がマーヴィン・ゲイの『黒い夜』を盗用していると主張し、740万ドルの損害賠償を勝ち取った訴訟から1年後に勃発したことになる。マーヴィン・ゲイの遺族は、タウンゼントの遺族のエド・シーランに対する訴訟に関わっていないが、1年前の訴訟の結果が今回の著作権侵害の訴訟に影響を与えたと考えることができる。その裁判では、楽譜だけでなくスタジオでのアレンジも考慮され、『ブラード・ラインズ』の曲の雰囲気が『黒い夜』に酷似しているという判決が下っている。曲の雰囲気というものは、これ以前までは著作権保護の対象外と考えられていた。


エド・シーラン『シンキング・アウト・ラウド』


マーヴィン・ゲイ『レッツ・ゲット・イット・オン』

Translation by Miori Aien

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