THE BAWDIESに学ぶ、フジロックの魅力と楽しみ方【後編】

By RollingStone Japan 編集部
Photograph by Masanori Naruse
【特別連載】
ローリングストーン日本版 × フジロックフェスティバル ’16

前編では爆笑の思い出話とともにフジロックの魅力を存分に語ってくれたTHE BAWDIES。さらに彼らはアーティストとしてもルーキー・ア・ゴーゴー、ホワイトステージ、グリーンステージと3つのステージを経験し、今年はレッド・マーキーへの出演が決まっているという、自他ともに認める最強フジロック運の持ち主でもある。そんな彼らに、憧れのフジロックのステージに立った時のことや出演者の会場での過ごし方について聞いてみた。

前編記事はこちら

―アーティストとして出演するようになってから、見方って変わりました?

ROY:あまり変わらないですね。アーティストも一緒に音楽ファンの1人として楽しめるのがフジロックだと思う。

TAXMAN:普通に見たいアーティストがいっぱいいるから、1回ステージ終わっちゃえば、もうみんなと一緒。すぐ外側に出て行きます。ほかのフェスだったら裏で知ってるアーティストと飲んだりしますけど、フジロックの場合はやっぱりオアシスに行って飯食べたりお酒飲んだりしたい。

―出演時間以外でも楽しめるって、いいですね。ちなみにステージでの思い出ってありますか?

ROY:俺らが初めて出たのはルーキー・ア・ゴーゴーだったんですけど、その年(2007年)はザ・キュアーが大トリで、終演がちょっと押してたんですよ。それが偶然、俺らのライヴが始まった時にザ・キュアーを見終わった人たちがゾロゾロ帰ってきて、タイミング良くみんな見に来てくれたんです。それまでライブハウスで僕らを知ってるお客さんの前でしかやっていなかったのが、知らない人たちの前でやって、ちゃんと反応が返ってきた。要するに自分たちの音楽がストレートに評価されて返ってきたっていうことじゃないですか。それが "自分たちのやっていることは間違ってないんだ"っていう自信に繋がって、自分たちの歴史の中でも3本の指に入るような思い入れの深いライヴになりましたね。で、そんな貴重な体験の後、ルーキーはテントに泊まるんですけど。

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ROOKIE A GO GO Photograph by 宇宙大使☆スター

―そうなんですか!

ROY:その時は前夜祭から会場に行っていて、それまではみんなと同じお客さんだったのに、ライヴの翌朝テントから出たら前日見に来てくれていたお客さんから "あ! 昨日の!" って言われて、その瞬間、俺らもアーティストの仲間入りができたんだ! みたいな。なんか、すっごい嬉しかったです。

JIM:苗場プリンスホテルを睨みながら帰ったのを覚えています(笑)。いつかここに泊まるぞ、と。

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