Soul In Sight

MICHAEL ANGELO BATIO & BLACK HORNETS | Mio Shinozaki / M.A.C.E. Records

Rolling Stone Japan 編集部 | 2016/07/09 06:00

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重さと軽さを内包する、奥の深い1枚
まさに"最強"のハードロックバンドがイタリアで結成された。攻撃的だが優しく、ヘヴィでありながら軽さも持ち合わせているBLACK HORNETSは、矛盾を内包した、奥の深いバンドだ。ヴォーカルは、重厚な曲を軽々と歌いこなす"鋼鉄の歌姫"、ジャナ・キラ。ベースにはヨーロッパの音楽シーンで高く評価されるドン・ロックス、ギターは多くの有名ミュージシャンのツアーやレコーディングに参加するナッツァ、そしてドラムはクラウディオ・シモネッティズ・ゴブリンでのハードなドラミングが光るティッタ・タニを擁する。

ファーストアルバムの『Soul In Sight』は、"NO.1速弾きギタリスト"として有名なマイケル・アンジェロ・ベティオとの共同制作だ。1曲目の表題曲から、耳と胸が捉えられてしまう本作。王道のハードロックラインをなぞりながらメロディアス、しかもポップさも兼ね備えている。息をつかせぬドラマティックな展開のアルバムは、8曲を聴いている時間が刹那に感じられるほど。ベティオとBLACK HORNETSの美しき融合は、最後の1音、1滴まで、飲み干すように聴いてもらいたい。

BLACK HORNETSは今年9月にソロ・アルバムをリリース、さらに10月からはアルバムを引っさげたワールドツアーも予定。2017年には来日公演も計画されており、彼らに対する期待値は高まるばかりだ。



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