エド・シーランが作ったあまり知られていない曲10選

(Photo by Jesse Wild/Total Guitar Magazine via Getty Images)

音楽界の若き天才、エド・シーランが手がけたワン・ダイレクション、テイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーのヒット曲とは?

エド・シーランは、まだ自分名義では全米ナンバーワンヒットシングルを出したことがない。『シンキング・アウト・ラウド』は、『アップタウン・ファンク』の快進撃を前に2位に終わった。しかし、2月にはシーランがジャスティン・ビ-バーと作った『ラヴ・ユアセルフ』がヒットチャートのトップを飾った。作者がシーランであることを知らなくても、彼が長年他のミュージシャンに提供してきた曲や合作した曲を聴いたことはあるだろう。最も注目すべき10曲は以下の通りだ。

ジャスティン・ビーバー『ラヴ・ユアセルフ』 (2015)

ジャスティンが深い懺悔を歌った『ソーリー』の後にリリースしたのは、かつて熱を上げた相手を捨てるという陽気だが悪意ある曲だ。ジャスティン・ビーバーとシーランが一緒に仕事をするのは初めてだったが、それ以前にも2人のキャリアが交差したことはあった。例えば、ジャスティンの『ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?』のリリース日までのカウントダウンビデオにシーランが登場したり、ジャスティンが土壇場でキャンセルしたウェンブリーでの慈善コンサートの代役をシーランが務めたりした。ジャスティンは今回コラボレーションしたエドについて、「本当にいい奴だ」と語り、「彼の考えやストーリー、そして僕らのストーリーを組み合わせられたこと」は、貴重な体験だったと付け加えた。

ルディメンタル『レイ・イット・オール・オン・ミー』(2015)

イギリスのバンド、ルディメンタルとシーランの最初のコラボレーションは、MDMA体験を歌った『ブラッドストリーム』だった。シーランはこの曲をアルバム『×(マルティプライ)』(スノウ・パトロールのメンバー2人もこの曲の制作を手伝った。シーランが一緒に仕事をしていない人などいるのだろうか?)に収録した。ルディメンタルが次のアルバムを準備していた時、シーランはその時のお返しにピアノをメインにしたグルーヴィーな曲を一緒に作り、歌った。曲をリリースした後、シーランはツイッターでこうつぶやいた。「これを最後に僕はしばらくの間曲の発表を控える。僕のことが好きな人には悪いニュースだけど嫌いな人には最高のニュースだ。シーラン社は全ての皆さまのご要望にお応えします」

Translation by Cho Satoko

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