ザ・ローリング・ストーンズ、隠れた名曲ベスト10

By ANDY GREENE
Photo by Terry O'Neill/Hulton Archive/Getty Images
半世紀以上活躍し続けるバンドのシングルカットされなかったロック史に残る最も印象的な曲とは?

ザ・ローリング・ストーンズは、膨大なヒット曲を中心にコンサートを組む傾向にあるが、ミック・ジャガーは、2015年の夏のツアーではアルバム『スティッキー・フィンガーズ』の比較的知名度の低い曲も演奏する予定だと語っていた。このことに感化され、私たちは読者投票を行い、ストーンズの隠れた名曲を募ることにした。今回はヒット曲以外の票を全てカウントした。投票結果は以下の通りだ。

第10位『フィンガープリント・ファイル』

ストーンズの1974年のアルバム『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』で最も有名なのはヒットしたタイトルトラックだが、最後の曲も同じくらい印象的だ。6分半の『フィンガープリント・ファイル』はとんでもなくファンキーな曲で、ミック・ジャガーは、激しい被害妄想に取りつかれ、FBIに追われていると思い込んでいる男の目線で歌っている。ジャガーは自らリズムギターを弾き、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアウトテイクかと思うような曲に仕上がっている。この曲は、ストーンズが1970年代に挑戦したたくさんのダンス・ソングの最初の一曲だったが、1975年の夏以降は一度も演奏されていない。再びライヴで聴けるようになるとは思えないが、実現すれば筋金入りのファンは狂乱するだろう。
Translation by Cho Satoko

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