沖縄・伊江島出身19歳のシンガーソングライターAnlyを形成した、3つの名曲

By RollingStone Japan 編集部
伊江島出身、19歳のシンガーソングライター Anly。
6月15日に待望の3rdシングル『EMERGENCY』をリリースするAnly。

沖縄県にある伊江島という人口約4000人の島で育ち、娯楽の少ない島内では父の持っていたCDを聴き、ギターをオモチャ代わりに幼少期を過ごした。そして、その生い立ちが音楽的感性のルーツとなり、今も作品に大きく影響しているという。今回のインタヴューでは、中でも特に影響を受けたという楽曲をピックアップし、その曲にまつわる思い出を聞きながらシンガーソングライター・Anlyの才能の秘密について迫ってみた。


—音楽に興味を持ったきっかけって何だったんですか?


一番古い記憶として残っているのが、エリック・クラプトンですね。それが自分にとって音楽との最初の出会いでした。夕暮れになると父が窓辺に座ってギターを弾いて、その横でいつも一緒に歌っていて。その頃住んでいた伊江島という島にはCDショップも無いし、インターネットも繋がっていなかったので、家にあったCDを聴いて育ったんです。父がブルースが好きだったので、自分も潜在的にブルースがルーツになっているんだろうなと。

—どういったところでそれを感じます?

明るく歌うべき曲なのに、気が緩むとブルーノートになっていたりとか。そういう時に幼少期の記憶が自分の根底にあるんだなって思います。インディーズの時に沖縄限定で出したシングルがあるんですけど、16歳の時に日頃の葛藤みたいなものを綴った曲で、それもブルースでした。

—同世代の子でブルースを歌っている人ってなかなかいないと思うんですよ。

周りの子たちはやっぱり流行の曲が好きですよね。自分も別に拒否反応とかはなくて、友達に "アンリィ歌って" とか言われると覚えて歌ったりしていたので聴いてはいましたけど、やっぱり好きなのは60年代〜70年代の音楽でした。

—今でも聴きますか?

聴きますよ。東京に出てきてからクラプトンを聴くと、伊江島のことを思い出して元気になるというか。それに、なんか東京ってブルースな感じがする。

—そうですか?

なんだろうな・・・灰色な感じというか。その中でブルースを聴くと、余計に響くんですよね。


Before You Accuse Me/Eric Clapton

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